三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

2005-01-01から1年間の記事一覧

2005年を回顧する

大晦日も自転車。こどもと彩湖まで行き、おなじみの荒川ロードを走る。幸魂大橋を渡り、長さと高さにビビる。はてなダイアリーを読み返すに、1月10日に観たフレンチ自転車アニメ「ベルヴィル・ランデブー」から始まって、自転車にはまった11〜12月。今年のテ…

自転車本「東京周辺自転車散歩」

荒川サイクリングの参考に買った。先日は「都電に沿って東京散歩」コースにトライしてみる。自宅から一番近い巣鴨庚申塚を出発点にして時計回り。とげ抜き地蔵、千石、小石川、小日向、早稲田と走り、大隈講堂を回って、目白台、鬼子母神、雑司が谷、サンシ…

サンタクロース

随分前に某作家から聞いたのだが、彼女がフランスの田舎で遭遇した地元のクリスマス行事で「肉屋の親父とこどもたち」なるキャラクターが登場したので、こりゃ何だろうと思って地元のひとに尋ねたところ、 「飢饉の年に肉屋に捕まって殺され、塩漬け肉にされ…

外人

この数ヶ月、仕事がらみで外人と付き合うことが急に増えた。アメリカ人が3人、フランス人1人、まだ逢っていないのだが、ニュージーランド人1人。全員白人。ほとんどは日本語が出来るひとなので、電話も含めて日本語基本のヤリトリなのだが、商売レベルの話は…

バカ宴会

ひさびさに経験した。都内某所で、ざっくり50人の宴会。男女比は10対1。飲み放題の店で、看板通りに飲み放題にバカ飲みして、ゲロを吐く、ぶっ倒れる、物を壊す、寝てしまう。ここまでやらかしたのは、学生時代のバカコンパ以来20ン年ぶりだ。じゃっかんの進…

自転車日記

午前中のスイミングで疲れたこどもらが昼寝した午後、自転車で出立。約2キロ走って荒川土手へ。今回は上流コース。10キロちょい走って、秋ヶ瀬まで行って帰ってくる。帰りは中山道。ざっくり2時間25キロコース。 今回のコースはつまらなかった。河川敷は、ゴ…

「デビルマン」としての「ハウル」

ふと思いついたのだが、それを徹底すれば、それなりのドラマは構築できたのではないか、と。 (以下「ハウル」についてのネタバレ含有) 悪魔カルシファーと合体することにより、凄まじい魔力を身につけたハウル。だが、アダルトチルドレンで、基本ニート時…

「ハウルの動く城」

レンタルDVDで観る。世評通りの作品。すなわち、アニメとしては一流だが、映画としては失敗作。最大の原因は、プロットやシナリオを十二分に煮詰めないまま、作品を作り始めているから。映画を観ていない人間に、ストーリーのみを語り聞かせたら、「?」…

「自転車」乗ってます

休日の朝、ふと思い立って都心の勤務先まで走ってみる。板橋区の自宅から中山道→白山通。直線距離で10キロちょい。道なりだと2割増くらいか。朝8時44分にスタートして、到着が9時41分。所要時間57分。思っていたよりずっと近い。電車使ってもドアツードアで4…

映画「阿修羅のごとく」

レンタルDVDで観る。予想に反して「コメディー」だったのには驚かされた。 1979年放送のテレビドラマもリアルタイムで観ていた。「成長した娘が目撃した、年老いた父親の不倫」を筆頭に、従来のホームドラマがタブーとしていた領域を積極的に侵犯し、「こ…

「自転車」はじめました

下の子がようやっと補助輪外れたんで、先週、誕生日プレゼントを前倒ししてギア付きのカッコイイのを買ってやった。そのこどもらと嫁さんに付き合う形で、本日「マイバイク」をゲット。自転車乗るなんて、田舎で高校生やってた時代以来で20ン年ぶり? 大学以…

映画「山の音」

ツタヤディスカスのレンタルDVDで観る。1954年東宝。成瀬巳喜男監督作品。 川端康成の原作は、何年か前に「本棚」に書いた通り、「死せる美女」に対するコンプレックスにとりつかれ、息子の嫁に心乱される老人の懊悩、てな変態ちっくな話だったが、映画で…

エベレスト

山好きの仕事仲間に「エベレスト商業登山」の話を聞く。 世界中からエベレストにやってきて、大金払って「世界の頂上」を目指す金持ち連中。「ふもと」をトレッキングするだけならバックパッカーでもOKだが、ある地点よか上に登るには、1千万円近くかかる…

「キャットウーマン」

レンタルDVDで観る。 ヒロインを演じるのは、筋肉質かつグラマラスな黒人女優で、エロギリギリのボンデージファッションに猫耳マスクかぶって大活躍。体操でもやっていたのだろうか。格闘も含めてアクションもほとんど自前のようだった。猫っぽい演技がう…

「バベットの晩餐会」

嫁さんお勧めの映画だったが、ビデオもDVDも絶版状態。ツタヤ・ディスカスにも無い。ようやっとレンタルで観れた。 デンマーク映画で舞台は19世紀、ユトランド半島のどっかの海っぺりの僻地の村。徳の高い牧師さんが娘の美人姉妹と教団(貧乏な連中に食事…

テレビ嫌い

レンタルDVDの破損率の高さ→ケーブルの有料チャンネルで映画を観ようか→時間束縛されないよう録画したい、てな流れでDVDレコーダーが欲しくなり、Kムラヤでパンフ貰ったり、ネットで値段調べたり。 5万円前後だな。でもやめた。そもそもテレビ観ない…

「ALWAYS 三丁目の夕日」

試写で観る。かなり良く出来たCGを使って再現された昭和33年の東京。ノスタルジックな画面を背景に、芸達者な子役たちを使って、あざとい「泣き」を波状的に仕掛けてくる。ここだけの話、まんまと泣かされてしまった。 2時間13分の映画なのだが、春夏秋冬…

「竜馬暗殺」

レンタルDVDで観る。高校生の頃、名画座で観て以来、約30年ぶりの「再会」だったが、けっこう細かいところまで正確に記憶していたのに我ながら驚いた。 モノクロのわざと粒子を荒らした映像。無声映画を模した字幕。墓地でのロケ。鬱屈した情念。病的に痙…

「中国、7.5%成長めざす・次期5カ年計画」

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20051021AT2M2102A21102005.html わーすげー。だったらさー、中国に1万円投資したら、10年後に1万7500円になって帰ってくるんだね、パパ。 中国様にはまことに申し訳ないが、パパはそんな「投資」は絶対にしない(笑) それ…

レンタルDVD

利用しているほうだと思うのだが、時どき破損品に当たる。それも決まって後半からラスト近くになって破損が発覚する。映画で言えば佳境に入ったところだ。 ビデオテープのようなアナログメディアならば、多少傷がついていても見れないことは無いのだが、デジ…

小泉靖国参拝

「年に一度は参拝する」と前々から予告してたし、終戦記念日を外したなら、秋の例大祭じゃないかと予想されていたから、驚きはない。 「驚いた」ふりや「衝撃を受けた」ふりをしている連中を再確認するという効果のほうが大きい。もちろん、あの国とあの国と…

自家製イクラ醤油漬

先週末に食材の買い出しに行ったスーパーのさかな売り場で「生筋子のバラしサービス」をやっていた。1パック1300円ほどの生の筋子を、その場でバラして「イクラ」状態にしてくれる。醤油漬用の漬け汁も付いている。半ばセールストークに乗せられて、1パック…

CDRの焼き方

数年来の疑問が一つ解消した。CDRの焼き方である。 自宅で使用しているのは3年前に買ったThinkPadで、DLA(Drive Letter Access)という方式がデフォルトになっている。10数秒でCDRをフォーマットし、後はドラックandドロップで簡便にファイルを書き込める。も…

豊漁でカツオの価格低迷

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20051008i406.htm 記事を読んでいるうちに食いたくなった。近所のスーパーを覗いたら、脂の乗り切った戻りカツオが四分の一尾分で590円。鮮度も十分そう。さっそく買い求めて食す。 血合いを除いて、1センチ弱の厚さ…

パンにオリーブオイル

「エキストラバージン」をバターの代わりに。食塩が入ったフランスパンならオイルそのまま。イギリス式の「食パン」なら塩を加えて。 何年か前に観たテレビのドキュメンタリーで、こんなシーンがあった。フランスのビジネスマン親父数人が、趣味でオリーブを…

「寅さん」初体験

レンタルDVDで「第1作」を観る。白状するが、自分はこの「国民的名作シリーズ」を40ン歳の今日まで一本も観たことが無かった。観なかった理由はいくらでもあるが、一番は渥美清の顔が嫌いだったこと。こどもの頃、あんな面構えの奴にいじめられたのかもし…

川上弘美「東京日記 卵一個ぶんのお祝い。」

川上弘美の新刊。地方ミニコミ誌「東京人」(笑)での見開き2ページ連載の、日記だかエッセイだか妄想だかよく分からないモノ。メインストリームの「仕事」じゃないが、楽しく読めた。 川上弘美は妖怪なのだと確信する。いや、誰もが多かれ少なかれ妖怪で、そ…

「チャーリーとチョコレート工場」

劇場でこどもと観る。ティム・バートン風味で、あの臭みを気にしなければ万人が楽しめる内容。こどもにとってはトラウマ形成可能性大な不気味さだが、いちおうハッピーエンドだし。 たまたま本棚を大整理中で、20年ほど前に買って読んだ「原作本」が出てきた…

民主党終わった…

イオン岡田の次が前原vs菅で、菅優勢ってんじゃ、岡田以前に戻るだけじゃん。何の新鮮味もドラマもないじゃん。ダメダメじゃん。 今回の選挙では自民党がとことん効果的に「改革」をアピールして大勝利した。敗北した民主党は、その敗北から何も学んでないっ…

「フラワーズ・オブ・シャンハイ」

レンタルDVDで観る。侯孝賢監督作品。 舞台は19世紀末の上海の遊郭。セットも衣装もムチャクチャ金かかってるっぽい。アラン・チャンなど、ちょっと前に香港で流行したレトロ感覚ポスターそのままの世界が、動く、喋る、泣く。そんだけで基本的に面白い。…