午前中のスイミングで疲れたこどもらが昼寝した午後、自転車で出立。約2キロ走って荒川土手へ。今回は上流コース。10キロちょい走って、秋ヶ瀬まで行って帰ってくる。帰りは中山道。ざっくり2時間25キロコース。
今回のコースはつまらなかった。河川敷は、ゴルフコースと野球、サッカー場だらけ。その間ところどころに不法投棄のゴミの山。土手の上に登ってみても、見えるのは貧乏臭い「郊外」。自然はおろか、田んぼや畑すらろくに見えない。さらに先まで走れば違うのかもしれないが。おもしろさで言えば、都心に向かうほうがずっと上。スピードが出せず、車や歩行者に神経を遣わされるが。
自転車は楽しい。だが、孤独な行為でもある。荒川を走っているのは、ほぼ100％男。自転車のほか、エンジン付きラジコンカーを走らせている奴、ラジコンのグライダーをとばしている奴、釣りしてる奴、ジョギングしている奴。ほとんどが男。性差がチンコマンコだけじゃないのは当然だが、この手の「孤独で無益な行為」は圧倒的に男の世界だ。仕事はもちろん家庭とも無縁の、完全にフリーな休日が得られたなら、へとへとになるまでペダルを踏みそう。
