三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

お天気短歌

丸一日雨降り続き夜半にはみぞれに変はり明ければ弥生

晩飯短歌

イカ捌き胴は刺身と塩辛にゲソボイルして目玉のみ残る

谷中短歌

立ち並ぶ墓石一つ一つこそ置かれし歴史動かせぬ過去

お天気短歌

春一番吹きて花粉も舞い散りて電波飛び交ふ春の憂鬱

暖冬短歌

日中の最高気温十度以上すでに春とは信じ難いが 東京、ちうか関東限定の異常気象?

魔法少女短歌

善正義真実さへも消す痛み感じぬ者は人に非ずと 別の作品も混じってしまいました。

晩飯短歌

固き肉とりあへず煮て根菜とトマ缶加へシチューと相成る

政局短歌

後さらに混乱悲惨あらうとも人びと動く変革の時

プール短歌

雨近く重たき雲をガラス越し水面に映す二月のプール

自転車短歌

とりあへず漕ぎだせば後はどうとでも雨が降つても槍が降つても

雨水短歌

大雨に雪みな溶けてまた一歩春へ近づく胸騒ぐ春へ

朝飯短歌

前夜より煮干し水漬けダシとりて味噌汁シャケ焼き飯は炊きたて

自転車短歌

積雪もたちまち溶けて花粉舞ふ春はすぐそこスポーク磨く

魔法少女短歌

命さへ「願ひ」と比べりや軽すぎて怪しき獣と闇を駆け行く ちょっと、深く、ハマってます。 この先どうなるんでしょ。まるっきり予想がつかない。ちうか予想などせずに落下するローラーコースターに身をゆだねたい。

ホワイトバレンタイン短歌

本命の義理のとかしまし娘らの熱冷ますごと東都また雪 今度は積もりそうです。自転車の敵!

お天気短歌

雪降りて雨降り凍り陽の照りて融けて流れて春まで幾日

晩飯短歌

良き肉は刺身にはせずタルタルにせり食へる店近場無き故 牛タタキやユッケならそこらへんの居酒屋焼肉店でいくらでも食えますが、タルタルステーキとなると「レストラン」。ぐっと敷居が高くなる。それだけってわけじゃいかなくなるし。 タルタルにワイン一…

初雪短歌

我が裡に巻き尾の犬の一頭ゐて雪降る町を半日歩く

「まどかマギカ」

例の首とか、ネットのあちこちで話題になっていたので、Showtime配信で観てしまった。 近年のハリウッド映画のアメコミリアライゼーション路線を、魔法少女物に持ち込んだ作品…なんて思うのは「キック・アス」の印象が脳裏に焼きついているから。魔法少女っ…

晩飯短歌

東京は初雪予報鶏肉と白菜シメジ豆腐を炊けり 寒い季節の簡単料理。鶏モモ肉に塩胡椒して適当に切り、水から煮ます。アクを取り、シメジなどキノコとネギや白菜など白系野菜を順次投入。塩で味付け。酒と醤油少しで香りづけ。最後に適当に切った豆腐を入れて…

昼飯短歌

指に凍む二月の水で洗ひたる刺身鰯のしみじみ旨し

アメリカ短歌

死刑無き州のポリスは犯人の頭狙へと教えらるらし

電子書籍追記

書いててあらためて思ったのですが、本(三鷹がモデルケースにした小説やエッセイ)の市場って基本的に「初版6000部、実売3000部」レベルなんですね。 テレビはもちろん、ネットと比較しても、圧倒的にマイナー。 そのマイナーなメディアが「電子書籍」うん…

昼食短歌

ラーメンを禁じ手にせし二月ゆゑラーメン屋では中華丼食ふ

電子書籍について

昨年春以来、あれこれ考えてきたことを記してみたいと思います。 書籍流通の現場においては、いまだに電子書籍に対する反感がそこかしこで見受けられます。理由を一言で言えば「紙の本が売れなくなる」ということ。その背景には「紙と電子はゼロサム」という…

暖冬短歌

冬将軍はや退却か荒川に霞けぶりて陽光にぶく

暖冬

荒川走ってきました。冬季仕様のウェアじゃ汗がにじむほどの暖かさ。こんなんでいいんでしょうか? 写真は彩湖。ジェイソンさんは居ませんが(笑)

金魚短歌

水槽の二つに仕切られ金魚らは金網越しに様子窺ふ

百度ライブラリ(続き)

版元数社が抗議して、相当数が削除されたようだが、それでも違法物件だらけ。抗議→削除じゃ根本的な解決にならず、このような場所が存在すること自体が問題なのだが、百度は閉鎖せんでしょう。する理由が無い。出版業界に義理があるわけじゃないんだから。逆…

立春短歌

立春の空低くして風ぬくく花粉舞ひ散り嫁くさめせり 現在が寒さのピークだとすると、相当の暖冬です。少なくとも東京は。