三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

木の花短歌

新しく覚へし名前モッコウバラ、ウキツリボクと住宅地ゆく

酒呑み短歌

カウンター独り営業マン風は「一時間呑み放題」の四時 お仕事終わったんですかー?

自転車短歌

久びさにチャリ屋訪れ指切りのグローブを買ふ“夏”の始まり

お掃除短歌

とりあへず捨てるビニール傘五本古着百枚古本百冊 本はマンションのゴミ集積場の「資源ごみ」スペースに置いておきます。読みたい人が持って行ったり、古紙回収業者がブクオフに持ち込んだりするようです。

図書館短歌

センター内図書館秘密基地めいてご近所さんも存在知らず 「○○区民センター」の看板の隅っこに小さく「○○図書館」と記されているだけだったりします。

古本短歌

大盛況古書市でなくお馴染みの店で見つかる古本の不思議

昼飯短歌

これのみで百まで生きたし素晴らしき神田某店刺身定食

庭木短歌

名を覚へ検索し知るそこかしこ蔓延したるベニカナメモチ

東京短歌

学生の時代過ごししアパートの跡地すでに三代目にて アパート→駐車場→宅地→別の宅地、と。バブルを挟んでいるとはいえ、凄まじい変貌ぶりです。

生活短歌

キーボード衣類リュック他壊れれば同じもの買ふそんな人生 定番と思い込んでいたのが廃番になってたりすることもしばしばで、しばらく地べたにへたり込みます。

書店短歌

「町の書店」有り難けれど難しく「だつたら君がやつてみれば?」と 何度も言われてます。

自転車短歌

「自転車は裏切らず」金言として掲げひたすら乗る晩年か

ケータイ短歌

ケータイは売るもアホにて使うのも阿呆でそれで回る経済

自転車短歌

あれこれと下らぬことの重なれど自転車乗れりゃ今日は吉日

文芸短歌

檀一雄「青春放浪」すばらしき虚実皮膜の実践と知る

文具短歌

万年筆カートリッジ探し徘徊す嗚呼これもまた滅びの道か

図書館短歌

かつてここ図書館ありきと外壁に残されし記憶あずま図書館

図書館短歌

階段の石の手摺のゆかしくて寄り訪れる荒川図書館

城址短歌

本丸の湖(うみ)に突きいでし過去思ひ雨天にぞゆかし守谷城址は

酒呑み短歌

背中より「いらっしゃいませ」振り向けば中学生が この店の子か

人生論短歌

獲る力衰えばこそ捨つる力衰え感ず五十路中盤

昼飯短歌

雲呑麺半炒飯もカロリーはそこそこなるは「東京」故に

お天気短歌

四月にて雪予報とは畏れ入りセーター着込み縮こまり征く

酒呑み短歌

雨の日は徒歩故会社近場にてとりあへず呑む三杯だけ呑む

お天気短歌

四月初め「夏日」にて桜散り人心もまた散散に乱れて

晩飯短歌

ムール貝ワイン蒸しにしいと旨し下拵えがちと面倒で

クルマ短歌

MTの軽駆り朝イチ買い出しの町内巡回それで十分 マニュアルのシフト駆使しつつ回れば「クルマ乗った気」も二倍三倍(笑)

昼飯短歌

朝軽く準備し博多ラーメンの替え玉それでも二つで十分

浅草短歌

花咲けば花見老人欧米人支那人満員御礼目出度し 平日だって大盛況。歌舞伎も始まったしね。

四月馬鹿短歌

BBC「スパゲッティの木」それほどに騙されたなら楽しからうと