三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

お天気短歌

地にふれし刹那溶け去る東京の初雪こそは春の先触れ

酒呑み短歌

酒を飲み飲んだくれ果て寝る直前真理悟ると思う錯覚

おくりびと短歌

モックンの手際見つめる闇の中幾千万のおくられ予備軍 祝アカデミー受賞。

後楽園短歌

ガリレオやニュートンの笑顔思い出し落下していくジェットコースター 通勤路なんです>後楽園遊園地

電波短歌

宇宙人超能力者未来人からの電話増え木の芽時を知る 道を歩いてるひとが誰かと大声でしゃべっていて「ケータイかよ」と見るとケータイ無しで、ああそうか、電波と直接コンタクトしてんだなー…てな季節になりましたが、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し…

荒川短歌

看板に「荒川導流夢」建設課山田課長は元ヤン夜露死苦 河川整備で環境うんたらの看板で「導流夢=ドリーム」とルビってありました。課長さんはもちろんフィクションです。

プール短歌

若鮎の号令一下稚鮎ども足ばたつかす二月のプール

お天気短歌

コンクリとアスファルトの町久びさの雨に洗われ男前なり

酒呑み短歌

正義理想真理革命維新などに酔つちやいけない 酒飲みに行こ

暖冬短歌

北風のツンの中にもデレがあり「春ってわけじゃないんだからねっ」

テレビ短歌

青き血の一族領す城館のテレビ一つだけ女中部屋に

「地デジ」普及50%未満

せっかくだから今この瞬間アナログ放送を停止すればいいんじゃね? 日本国民の半分はテレビを観れなくなる。慌ててテレビ買い換える向きも10%くらいはあるだろうが、残り40%はそのまんま1週間1か月1年と過ごし「テレビ無し生活」に慣れてしまうかも。三鷹…

雨水短歌

天からは雪は降り来ず地にはまた氷は張らず雨水至れり

春一番短歌

春一番ヅラ微動せずヅラなりと風吹き知らす千里万里に

昼飯短歌

本当は壱仟参佰拾番屋CoCo壱番屋狸町店 (店名はフィクションです)

乱歩短歌

怪盗の手下の煙草の不始末で燃え上がるセルロイドの東京

「K−20」

土曜にこどもと池袋で観る。試写会に続いて2度目だが、意外なことに1度目よりもおもしろく観れた。最初観た時には正直感心しなかった主演三人(キンジョウブ、松たか、トオル)のイモっぷりが、2度目には「味」となっているのだろうか。一番評価が上がっ…

バレンタイン短歌

バンアレン帯こそ地球に重要と熱弁ふるう少年だつた

花粉症短歌

舞ひ散るはスペルマなりと気がつける花粉少女一つくさめす

暖冬短歌

小太りな女装親父に逢ひさうな薄ら暖かき冬のゆふぐれ

乱歩短歌

明智より二十面相に憧れしいはゆる普通の少年だつた ここしばらく家庭内「乱歩ブーム」。こどもらはハマる年代だし、ポプラ社さんの少年探偵シリーズは学校図書館定番だし。おフランス贔屓の嫁さんは、こどもが学校から借りてきた少年探偵版「黄金仮面」読ん…

自転車短歌

タイヤ換えホイール換えてサドル換えエンジンのみが交換不能

芋焼酎

あれこれ手当たり次第に飲んでみたが→に落ち着きつつある。 薩摩酒造の「さつま白波 黒麹仕込み」 かすかに甘く、ふんわりとしたサツマイモの香りがよろしい。 紙パックのものもあるが、風味がとんでいるように思われ、もっぱら瓶を愛用。そこいらへんのスー…

昼飯短歌

吉野家に美女端座して注目のオーダー牛すき定食並盛

万博短歌

いつどこで我らの時空歪みしか万博描きし未来未だ来ず

「1970年大阪万博の軌跡」展

上野の国立科学博物館まで、こどもと自転車往復。当時の自分が、奇しくも現在のこどもと同学年だったことに気づき、感慨一入。 最終日の午後だったが、そこそこの混雑だった。会場のそこかしこで「当時の思い出を熱く語っているおっさんおばはん」を多数目撃…

焼酎短歌

酒呑みを一生通すつもりなら焼酎せめて乙類にせよ

自転車短歌

自転車に乗れてる限り酒一斗鯨一頭食っても太らず

暖冬短歌

この冬は団員足りず活動もぱつとせぬシベリア寒気団

立春短歌

ムー帝国文書つひに解読さる立春の日の玉子立つとぞ 「立春立卵」は三鷹が生まれる10年以上前の事件で、本で読み知ったのが中学生時代。実際に試してみて「おお」と驚き、家族に見せて驚かれた。「ムー帝国」(ムウ帝国)と言えば「海底軍艦」。オレンジ色の…