三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

酒呑み(予備軍)短歌

上の子はこども舌なれど下の子は生ガキ酒盗キムチ氷酢なます

お料理短歌

生筋子こどもがほぐす九歳の指の巧みを醤油漬とす

自転車短歌

文京区坂多かれど水道は平らなる道嬉し自転車 町名が「水道」。江戸時代に神田上水が通っていた故の地名。都心から池袋に抜ける際に、ほとんどアップダウン無しで行けるので愛用しております。

晩飯短歌

大根やおでんを「炊く」を嫌がりて「煮る」にこだわる江戸つ子の嫁

自転車短歌

骨太も重さもすでに身の内に馴染みしマシン ゾーンストリート フレームとフロントフォーク以外すべて交換した。フルサイズの泥除けは追突事故で歪んでいたのを新品に交換してグート。全天候型で夜間出撃もオケーなゾーンたんは肉体の延長的理想マシン。ざっ…

日本史短歌

政子富子ねね春日などニッポンの歴史築きし女のパワー

日本史短歌

この世をば我が世とぞ思ふ道長も苦労してゐた良いパパだつた 「マンガ日本史」の道長像。なかなかに説得力があった。

勤労感謝の日短歌

新嘗を祝いし日遠く今ここに在る自給率四割の国

小雪短歌

小雪の雨身に沁みて買い求む初ふぐを炊く厚き土鍋で 東武デパート地下食料品売り場で長崎産トラフグが350g4千円。安くはないが、ここ数年の動向からするとさほど高くもないかなー、昨日は150円の白菜だったし…と、三連休中日のぜーたく。 美味しゅうございま…

晩飯短歌

この秋の初ピェンロー群馬産白菜一株半分食す ずしりとヘビー級の白菜がハナマサで何と150円。今シーズン初ピェンローの天命下ると認識し、バタバタと準備。昨シーズンの残りのドンコを水に漬け、豚バラ肉、一味唐辛子その他を買い出しに。 鍋モノとしては実…

地理短歌

入院や収監の際差し入れにアトラス希望 日がな眺めむ 中学入試用の帝国書院「小学校総復習社会科地図帳」が実におもしろい。単なる地図帳じゃなく、歴史・公民的知識も盛り込もうとしているので、京都など関西方面は大賑わい。平安京、本能寺の変(1582年)…

地理短歌

川流れ盆地平野成し人集い町を築くを知るが地理なり

自転車短歌

赤羽の団地へ続く長き坂登り二度見ゆ秋の落日

晩秋短歌

自転車のチェーン磨きつつ短日の暮れたるも気づかず雨止まず

インフルエンザ短歌

新型のワクチンの間に合わぬなら軽く罹患が次善正解

自転車短歌

晩秋の夕暮れ感傷したくつて川沿いの町あて無く走る

荒川短歌

荒川に沈む陽見つつ帝国と満州国の落日思ふ

昼飯短歌

神保町さぼうる2のナポリタン味の秘密はノスタルジーにて

人生論短歌

人生のバランスシート考へる前に考へよ自分の「本気」 銭金に換算できる損得や、他人や世間と比較しての勝ち負けじゃなくて。 本気でやったことならば、失敗しても自分自身を成長させる糧となる。

日本史短歌

勤皇の志士たち思ふ月何度風呂入つたか足臭かつたか

子受験短歌

沈む陽はオレンジアラート受験まで残されし日の幾日たりや

日本史短歌

地図からも新聞からも消されたる「満州」残る受験テキスト

晩飯短歌

銀刀のきらめきと肝の苦味ゆゑ塩焼きサンマ飽きること無し

台所短歌

晩秋の夕陽を映し艶やかに色冴えしリンゴ籠に積み置く

スーパー短歌

気がつけば冷食売り場中国産激減したり本当かいな

酒呑み短歌

芋酎の湯割りに替へし夜の更けて木枯らしを聞く耳鳴りのごと

天文短歌

コペルニクス天啓下りこの大地 宇宙(あま)駆ける船なることを知る

文化の日短歌

新憲法公布せしより五年後に独立果たす日本国は アメリカによる占領下で、主権無き時期に作られた「最高規定」であるちうこと。これは絶対確認すべきポイント。

晩飯短歌

アボカドとマグロを和えし前菜にタバスコ振れば新たな味楽 ずっとワサビ醤油で食ってたのですが、たまたま煮込み肉系パスタがカップリングで、パスタ必須の(三鷹的には)タバスコをマグロにも振ってみたら、驚くほど旨かった、と。 そんだけ。

お仕事短歌

露店にて本売り売れず出版の未来危ぶむ今更言ふな 「2割引き、いや半額でも、売れないもんは売れんのですよ」 言いたいことは分かるが、ちょっと待て。たかだか週末二日のお祭りのこと。売れなかった理由はいくらでもあるだろう。 今現在日本全国津々浦々でが…