三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

野草短歌

今日もまた野草の一つ同定と地べた見て走るチャリの危うし チチコグサモドキを同定。いや、実に地味な野草なんです。

昭和短歌

天皇が爺ちやんだつたまだ元気だつた婆ちやん国旗揚げてた 三鷹の婆ちゃんは明治42年生まれで昭和天皇の8個下だった。爺ちゃんは終戦の年に結核で死んだから、三鷹は写真でしか知らない。代わりに昭和天皇が「バーチャル爺ちゃん」だった。畏れ多くも! ちな…

初音短歌

核の火の地球覆ひて千年後初音ミクが歌ひ始める 禽獣も滅びし後の空に地に初音ミクの歌声響く 初音ミク切々と歌ふ人類史百万年に足りず滅びし 初音ミク孤独に歌ふ億年後異星人類地球に至る 異星にて綴られる地球人類史初音ミクの歌声とともに

音楽短歌

音楽を聴く習慣の無きゆゑに微妙な歌にしばしばハマる たまたまようつべで聴いたきしめんとか初音さんとか。 で、年に一度くらいは付き合いで行かざるを得ない羽目になるカラオケで困ってしまうわけさね。誤解です違うんです俺オタクなんかじゃないんです…初…

オオバコ短歌

やうやつと巡り会へしか無印のオオバコ幹線道路に一株 ここ2週間ばかりの突発的「マイブーム:野草」で、荒川中心に歩き回っていた。 ↓ヘラオオバコ(ヨーロッパ原産)はそこかしこに見つかるのに、昔ながらのオオバコ↑がとんと見つからない。単にまだ季節が…

野草短歌

人の皆消え去りし後も野鳥鳴き野草は花を咲かせ続ける 逆に「農作物」は米から麦から野菜から、あっという間に滅びてしまうでしょう。「原生種」に戻れたならばいざ知らず。

城址短歌

山城の落とされし後四百年「城」と呼ばれて「山」には戻れず 八王子城登ってきました。

誕生日短歌

誕生日祝ふを隔年とすれば老い遠のくか寿命変わらずも 50歳から始めて寿命が仮に80歳として、77、78、79、80と数えてくたばるのと、64、65でくたばるのとじゃ、後者のほうが「人生五十年」と言いならわされた伝統的歴史的「実感」に近く、くたばるギリチョン…

穀雨短歌

農地無き都心に降り続く穀雨 雑草野草の乾き潤す

野草短歌

日向には日向の花咲き日陰には日陰の花咲く ともに美し

酒呑み短歌

酒呑むは孤独な作業であるべしとアラフィフにして初めて悟る

自転車短歌

たそがれは逢魔の時間 逢はぬやう尾灯を赤く点滅せしむ

野草短歌

花と葉で野草を見わけ名を知ればまた一人野に友の増えたり というわけで、今日新しくお友達になったのは「ヤセウツボ」君。他のお友達と違ってユニークな赤紫色だからってサベツはいけないよ。誰もがみんなオンリーワンなんだからね。実はヤセウツボ君、葉緑…

自転車短歌

雨上がり自転車を出す人生の転機も多分こんな感じか

オシリンブレーキ交換

ゾーンたんのVブレーキに慣れているせいか、オシリンのブレーキの効きの悪さが気になる。平地走ってる分にはさほど問題無いのだが、山登った下りが怖い。昨年秋の榛名行きで痛感した。上ハンドルだと止まり切れずにズルズルと落ちていく。自分の握力が足り…

百人一首短歌

愛欲に爛れし歌もそのままに子らと遊べる百人一首 こどもの頃に丸覚えしていた歌の、秘められたエロさに気づいて愕然とする。これもまた「古典を学ぶ」意義か。アメ公には分かるまい。

お天気短歌

彼岸までとは大嘘で今年(こぞ)卯月花冷え空にお湯割り旨し

大阪短歌

吉本のノウハウ使ふ営業の本プレゼンす ドン引きされる(笑)

出張短歌

一泊の軽き荷背負いて駅弁とペット茶を買ふ出張楽し

野草短歌

雨の日はきつちり花を閉ざす野草 鉢植え花は満開なのに

野草料理

今日はそんな野草さんを料理して食ってみました。カラスノエンドウさん。荒川の土手に群生している。こんな感じに↓ 未成熟のサヤを摘みとる。いわゆる「絹サヤ」状態だけど、泣きたくなるほど小さい。 フライパンで炒めて塩胡椒振りかけ、ちと固いようだった…

野草短歌

コンクリの隙間に細き根を張りて花を咲かせて次代に託す 都会で野草探してて感心するのは「なんでこんなとこで」という場所にもしっかり生えてるところ。歩道の敷石の間とか、雨樋に詰まったわずかな土の上とか。生育条件が悪ければ、極端に矮小化して、そん…

野草短歌

桜咲く足元に咲くホトケノザ ヒメオドリコソウ カラスノエンドウ 他にタンポポ、オオイヌノフグリ、ハナニラ、ナズナと花盛り。そんな野草たちの名前が知りたい時にはお勧め↓花と葉で見わける野草作者: 有沢重雄,亀田龍吉,近田文弘出版社/メーカー: 小学館発…

自転車短歌

運転士のほか「光」のみ乗せしバスに追い越されゆく夜の国道

入学式短歌

頭ひとつ以上の段差 制服の子らの並びて式場歩む 同学年で30センチの身長差がある。まあ、1年2年でドングリの背比べならぬウドの大木並木になるのでせうが。

桜短歌

雨雪や強風吹いたり寒かつたり思ひ出多し花の季節は 今年も散々でした。

自転車短歌

MTBのギアの軽さに慣れし足ロードペダルは慎重に踏む 週日乗ってるゾーンたんはMTBギア。山登り用の軽いギアをくるくる回して走る。週末限定のオシリンはロードバイクで、高速走行寄りの重いギア。ゾーンのつもりで踏むと関節を痛めます。

メガネ短歌

近眼に老眼進み遠距離と中距離メガネ二つ使へり 三鷹の近眼は実は社会人になってからで、雑誌のゲームページ担当してマリオやらドラクエやらさんざっぱらやらされた結果だと思っている。40代後半から老眼が出てきて、これで近眼がチャラになる、しめしめと思…

晩酌短歌

「小女子を殺す」と書きて逮捕されし無職のありし小女子(こうなご)食す

晩飯短歌

ビンチョウの叩きを食すポン酢にて薬味はカイワレ大根のみで 旨いんです。