例の首とか、ネットのあちこちで話題になっていたので、Showtime配信で観てしまった。
近年のハリウッド映画のアメコミリアライゼーション路線を、魔法少女物に持ち込んだ作品…なんて思うのは「キック・アス」の印象が脳裏に焼きついているから。魔法少女って、何でそんな危険な「仕事」をしてんの？ 魔法少女が敵に負けたらどうなるの？ てな、小学生＆厨二的疑問に誠実に答えたらこうなるしかないよねえ、という。
願いを一つ叶えてもらう代わりに魔法少女になって戦わされる、というのは要するに年季奉公じゃん。素敵なコスチュームに変身し、華麗なパフォーマンスで戦う魔法少女の現実は悲惨な債務奴隷。遊郭と一緒。ＱＢは女衒。戦えなくなったら客をとらされるんじゃないか。当然コスプレ状態で。…連想が宮尾登美子方向に展開してしまい、純粋に楽しめない（笑）
いや、作り込み具合も含めて相当によく出来た作品であると思います。
