三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

町探訪「東尾久」

 自転車出立。上天気で爽やか。荒川にアクセスして河川敷のサイクリングロードを走る。赤羽ゴルフ場まだ水が残っていた。ここなどマシなほうで、下流に行けば半分水没したゴルフ場やら、倒れたゴールポストが半分泥に埋まったままのサッカー場やら。サイクリングロードもところどころ泥かぶってた。泥臭いというか、肥やし臭い。

 江北橋の手前で先が相当の泥道だったので、土手上に逃げる。途中の公園の水飲み場でホイールをざっと洗う。江北橋通過して、扇大橋で荒川を離れ、尾久橋通りを走ってく。日暮里舎人ライナーが上を走ってる街道。

 東尾久の商店街を散策。ここは年代物の商店街だ。「満光寺」なるお寺があった。明治の頃は小学校だったとか。こら男子小学生(人生で一番「ばかで無敵」(C)梅佳代)受け確実な寺号だ。「まんこでら」とか「まんこデラックス」とか。そこでUターン。戻って街道の反対側の商店街へ。ふと見つけた昭和遺産喫茶で珈琲400円を喫す。

 茶店内じゃ貧乏くさい若いのがバーガーもどきを食ってる。おばちゃん二人がいかにも下町っぽいパキパキした東京弁で、これまた貧乏くさい世間話。「路上で寝ている人は最近いなくなった」とか、錦糸町のビルの百均の話とか。

 でもまあ運気は悪くない。ちゃんとお金を遣ってる人たちだから。区立図書館に日がな一日たむろしてる「無料ラバーズ」とは違う。ありゃホントに運気最悪。

 商店街をそのまま先にどんどん走ってみる。適当に蛇行してて、古い道なのだと推察する。で、気がついたら、明治通りと並行する道になっていた。西尾久→昭和町→堀船と町名確認。

 明治通りに出て、王子の山遊堂へ。この古書店は3階までのフロア構成がけっこう好き。夢に出てきそうな店である。