三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

「チャーリーとチョコレート工場」

チャーリーとチョコレート工場

劇場でこどもと観る。ティム・バートン風味で、あの臭みを気にしなければ万人が楽しめる内容。こどもにとってはトラウマ形成可能性大な不気味さだが、いちおうハッピーエンドだし。
たまたま本棚を大整理中で、20年ほど前に買って読んだ「原作本」が出てきたので、併せて読んでみた。
ジョニー・デップが白塗りで演じるウォンカは、明らかにマイケル・ジャクソンをパロっている。原作のウォンカが単なる天才的奇人なのに対して、映画のほうは父親の抑圧がトラウマとなって「ああいう性格」になってしまった、と。
これはしかし、映画に独特の味付けをすると同時に、「マイケル無罪」をも後押ししたのではないかと思う。マイケルが実際にウォンカのような人物だったとしたら、チャイルドモレステーションで罰することなど出来まい。彼自身が、並みのこども以上にチャイルドなんだから。