三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

筋トレ考

ふと気づいたら、腕から胸から筋肉がついている。これも自転車のせいだろう。特に先月前カゴを外し、ハンドル位置を下げてからは、走行時の体重配分が変わり、上り坂では軽く腕立てしながら漕いでるような状態だから、必然的に鍛えられてしまう。
「腕立て伏せ」は「腹筋」とともに、10代から30代までのマスト自己トレだった。二日酔いでも寝ぼけていても、最低でもそれだけはやっとく。これは1970年代までの運動部文化だったのかなあ。
自転車は自然と下半身の筋肉がつく。背筋も。さらに上半身も鍛えられるとなれば、実に有難いことである。
残るは腹筋か。これはしかし、猫背ポジションで漕いでる限り、ちと難しいかも。
三鷹と同世代の部活経験者なら分かると思うが、「筋トレ」は「苦行」の同義語だった。だけど「身体の基本を作る」という大義名分で強要された。もちろん、それなりの結果は得られた。だからこそ、その後の人生における、一種の強迫観念になった。「腕立て伏せ」「腹筋」「スクワット」の類を毎日一定数実行せねばならない。さもなくば、君の肉体は基本的に崩壊していくであろう、てな強迫観念。
三鷹にとって自転車乗るのは「快楽」であり、「苦行」の対角に位置する行為だ。にもかかわらず、「筋トレ」効果は着実に現れている。こんなんで良いのだろうか? と、逆にちと不安になったほうが良いのか?(笑)