三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

筋肉な日々

 この年(59歳)であってもトレーニング、それもごく簡便かつ軽いものを日々繰り返すだけで筋肉が増大するというのは、正直「驚き」だった。

 真っ先に効果が出たのは下半身。40代の後半から、かれこれ10年以上自転車にハマっていて、そこそこは鍛えているつもりだった。脚の筋肉も「軍鶏」とはとてもいかんが、「地鶏」いや「地鶏風ブロイラー」くらいにはなっていたと思う。それがスクワットによって強化されたら、ペダルを踏み込む「トルク」がハッキリと増大した。使うギアがリアで2段重くなった。フロントは3枚の真ん中を常用していたのが、町中でも、ちょっとスピードが出せる道だとアウターを使うようになった。巡航速度が2割ほど早くなっていたように思う。

 でも、すっ飛ばしてたから事故ったわけじゃない。車道と歩道の段差にタイヤを取られて、ほとんど停止した状態からの「立ちゴケ」だった。打ちどころが悪くて、身体は酷いことになったが、自転車は無事。たぶん傷もついていない。

 も一つ「驚き」は上半身。特に胸と上腕。見た目がハッキリ変わった。10代20代の頃にも「ここまで」じゃなかった。中高時代は一応は体育系…サッカー部だったんですが。この年(59歳)になって、生涯最高筋肉量ってどういうことよ、と。

 で、左上腕の筋肉は負傷後にさらに増大してる。肘をかばって妙に力が入った状態が続いていたせいだと思う。筋肉痛が相当あったし。これはよろしくない。リハビリの目的の一つが、ここらへんの筋肉の「整理」と調整。一部の筋肉のみが肥大すると全体のバランスを欠いて、関節やら腱やらを痛める。これもウェイド先生の示唆するところ。