三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

オシリン、ポジション調整

土曜にひさびさ荒川120kmに出たが気分がいま一つ乗らない。三鷹の現在の「目標」は30km/h巡航なのだが、そこまで回すのがしんどい。赤羽→熊谷の60kmを走って復路へ。と、ひらめくことがあって、納車以来イジって無かったサドルの高さを5ミリほど上げてみる。乗り心地が劇的に改善。さらに調整して、10ミリはいかない、8ミリほど高いところに調整した。
これまで自分にとってオシリンは「軽くて楽な自転車」だったのが、サドルを上げたら「気持ちいい自転車」に変わった。体感したことをそのまま書けば、今までは足腰の、せいぜいヘソあたりまでの筋肉でペダルを回していたのが、ミゾオチくらいの高さの筋肉が脚腰と連動するようになった。で、このあたりの筋肉が動くことそれ自体、とても気持ちいいのだ。30km/hなど楽々。回そうと思えばもっと回せる。
20kmくらい走ったところで、も一つ気づいた。オシリン乗り始めて以来、70kmから100kmくらいで足の裏に長時間正座して痺れたような痛みが生じるのが通例だった。初めてのSPDシューズが合ってないのか、と思っていた。今回は120km走って足裏の痛みはゼロだった。サドルが低く、ペダルを回すというより踏み下げる動作になっていたせいだと分かった。
ここまでのオシリンサイコンは、900km以上。もっと早くに気づけよ、と思うのだが分かんなかった。最初に乗った時に、乗り慣れてるゾーンたんよりやや高いサドル位置だと感じたのだな。で、ハンドルは逆に高すぎると感じ、スペーサー移動させて10ミリ下げた。そのオシリンに乗って体感した「ロードバイク感覚」が、ゾーンたんにフィードバックして、ハンドルを3ミリ下げ、サドルを数回上げた。現時点で三鷹にとってのゾーンたんは「気持ちいい自転車」なのだが、いつの間にやらオシリンよりサドルが高くなっていた。オシリンの第一印象が「サドル高い」だったから、足裏の痛みが「サドル低い」がゆえのトラブルとは気づけなかった。
今回の件を顧みるに本妻と愛人の連係プレーで中年親父の肉体に新たな快感が開発されたような…(以下自粛)