会社時代の上司から賀状が来てて「急病で5か月の入院した」とあったのが、心に刺さっている。自分よか2個上で「現役」だったから、本来の定年が一昨年だ。その直後に入院した、ということなのだろうか。
気の毒に、と思う。自分は定年を3年前倒して、以後は遊び暮らしてきた。やりたいことは全部やってるし、1年半前からの筋肉量増大トレーニングもしっかりで、心身ともに万全である。他方、まじめ一筋に仕事をして、役員までやって「5か月入院」だ。早期退職が正解だった、と思わざるを得ない。さらに思い返すに、入院どころか40代50代で在職死亡した先輩も何人もいたっけか。
だから何なんだ、と言われても「結論」など無いのだが、「解放奴隷」の身の上を再確認した、ちうところかな。賀状ごときが「刺さる」あたりが「奴隷」だった過去を捨てきれずにいる証拠。つか、60年の人生のうち、35年半も「奴隷」やってきてたわけで、引きずってて当然でしょう、と。
