三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

いっそ一夫多妻がいいんじゃね?

 2018年の日本の出生率(1人の女性が生涯に産むこどもの数)は1.42と最低を更新。日本の少子高齢化は極限に達しつつある。この問題を解決する方法は二つ。一つは年寄りの数を減らすこと。もう一つは出生率を上げること。

 で、前者については「高齢者」の定義を見直して、定年も無くして、働ける限り働いていただく、という方向になりつつあるようだ。それはそれでよかろう。

 問題は後者。生物的に生殖能力が最も高い、20代30代の若い連中が「結婚離れ」してるのが最大の原因。「格差社会」化による経済的要因やら、子育てについての社会的環境の不備やら、いろいろあるだろうが、ようするに「現代日本において結婚してこどもを産み育てること」が、最適解とは言えなくなっているということなのだろう。

 近代以前の日本社会においては、「家」単位で婚姻し、繁殖していた。その「家」制度をとっぱらったとしても、子作りは必然だった。なぜならば、人は老いればこどもに養ってもらうしかなく、そのこどもがいなければ「野垂れ死に」も甘受せざるを得なかったから。

 逆に、結婚などせず、こどもなんざ作らなくとも、死ぬまで安楽に暮らせる、と思えば、「何もしない」のが正解足り得る。その結果が現在日本の現状なのだろう。

 まあ、そこらへんの分析はすっとばしてだ。「一夫多妻制」にすれば、てっとり早く解決するんじゃないですか、ということ。

 年収300万なら結婚できない、500万なら何とか、なんて言ってる男は結婚しなくてよし。年収1億以上の男が10人以上妻を娶れば、その分カバーできる。こどもも20人くらいは産まれるだろうし。