三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

白人から「人種差別」される日本人?

某巨大掲示板で話題になっていた。自分自身、欧米で不愉快な目に逢った経験はいくらでもあるが、「人種差別」というのとはちょっと違うと感じていたので、以下のようなことを書いた。

 欧米白人(オージー含む)による「日本人差別」だが、おおまかにいって

  1.コミュニケーション不足
  2.田舎もんの排他性。外人嫌い。
  3.反日(WW2以来の)
  4.白人至上主義。ネオナチ。

 があって、たいがいは1か2。3はよっぽどの年寄り以外無いし、4は欧米人でも大多数が否定する過激思想。
 とりあえず、アイコンタクトしてニッコリ笑って現地語で挨拶すれば1はクリアできるし、2も乗り越えられる。

例えばショッピングで、日本人の通常の行動パターンは、黙って店に入り、商品を検分する。気に入ったものがあれば手にとってレジに向かう、てな感じでしょう。店員のアドバイスが必要なら、こちらから声をかける、と。
ところが欧米の商店(すべてではない)では、客は一般に店に入る時点で店員とアイコンタクトして挨拶し、出る際にもひとこと言う。「他人の家にお邪魔する」という感覚に近い。

店員としては、前者より後者に親身に対応する。まあ人情として。でも、前者の日本人客からすれば、自分を後回しにして、後から来た客(欧米人)を優先して対応するかのように感じる。自分自身、日本国内同様にごく自然に振舞っているつもりだから、理不尽に思う。
そうした経験が「もしかして自分が欧米人じゃない、日本人だから差別されたのでは?」との疑惑につながっていく、と。
んなことナイナイ。ホントに「差別」があるなら、そもそも店に入れてくれないって。それ以前にフツーに街を歩けないって。