三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

中共について考える

 中国共産党一党独裁体制で支配する支那は「苛政」なのか? ぶっちゃけ、とてもそうは見えない。「上」は商売大繁盛で資産1000万円以上の「富裕層」が1億人以上いる。「下」は元気いっぱいナショナリズム発揚。

 少数民族対策は、弾圧よりも懐柔と同化。北風じゃなくて太陽。

 支那に限らず、少数民族問題が激化するのは、エスニックアイデンティティに「命かけます」となる連中が相当数出現するから。たいがいは弾圧への反抗。それ以前に懐柔と同化ができれば、問題化しない。ここらへん、中共は相当に巧みなのではないか。アメリカ合衆国のインディアン対策の百倍ぐらい。で、こぼれて過激化する少数を「テロリスト」認定して取り締まるにおいては、当該少数民族多数の賛同を勝ち得ている可能性すらある。

 支那国内で「民族差別」があるか? ちう問題でもある。あるっちゃあるだろう。でも「こなれてる」んじゃないかと思う。歴史的には回族とか客家とか、複数民族が共存する智慧は、中共も十二分に取り込んでいるのでは。さらに、大躍進やら文革やらで何千万人も殺した「経験」すらも、今はそこそこ「こなれてる」と思うし。

 支那じゃ「金」が神様で絶対だから、その分、分かりやすいんじゃないかと思う。出自がどうあれ、金持ってるもんが「上」と。それで何千年もやってきてる。

 今現在、欧米が支那の「人権問題」を言挙げているが、それにはどんだけの「根拠」があるのか知りたい。「ジェノサイド」と非難する向きもあるようだが、モノホンの民族殲滅なのか、「文化侵略」なのか。後者なら無問題、と言っているのではないよ。

 ちなみに習近平は、

「5月31日、中国共産党の会議で中国の国際的なイメージアップを図るために国際世論への働きかけを強めるよう指示した」

 とのこと。これを本気でやったら「国際世論」はどうなる? あっさりと支那マンセーに豹変するんじゃないの? すでに「工作」が浸透している我が国の世論は言うまでもなく(笑)