三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

小選挙区を取れなきゃダメ

 今回の選挙だが、立民が小選挙区で48議席から57議席と伸びたこと、維新が候補者を立てた大阪府内15選挙区で全勝したことを見落としてはいけない。

 その自民は小選挙区において、17年の218議席から今回の189議席と29議席も減らしている。小選挙区は、全国津々浦々で40%以上の支持を得ていれば確実に取れる議席だ。それを漏らさず全て取ってこその国民政党。二大政党の一翼を担えない左翼野党は、比例議席だけというのが本来の形。でなけりゃ憲法改正への道は遠い。

 だがしかし、立民はともかく、保守層の支持で得られた維新の議席は、保守本流回帰の「高市首相」だったら自民が取っていた。そこまでを読んで、来年の参院選に臨んでほしいものである。

 甘利明小沢一郎小選挙区で落選したのは与野党ともに「世代交代」の表れで、辻元清美が落選して比例復活も叶わなかったのは、左翼退潮の証拠。立民の共産党との連携に対し、連合その他の組織が「否」としたのもキッチリ記憶しておきたいところ。共産党を加えた政権が実現するほどには、日本はダメになっちゃいないということだ。

 時代は保守本流を求めている。自民党がその受け皿にならなければ、「次」こそ奈落に沈むであろう、と予言しとく。