三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

「高齢者専用カジノ」はどうだろう?

格差是正」を旗印とする岸田首相はキャピタルゲインをターゲットとした「金融課税」を打ち出したが、せっかく若い世代に根付いてきた「貯蓄から投資へ」のトレンドを殺すとさんざんの悪評。

 そうだよな。日本における「格差」はすなわち「世代間格差」。金満高齢層と貧困若者世代だ。その高齢者が貯め込んでいる莫大な金融資産には「金融課税」じゃ手を出せない。かといって「財産税」は無理筋だろう。

 そこで「高齢者専用カジノ」というアイディアを思いついた。ラスベガス並みの豪奢なカジノを日本全国に建設する。入場できるのは、65歳以上の高齢者のみ。カジノ内ではチップの購入額に応じて、さまざまなサービスが提供される。まずはフリードリンク、フリーフード。温泉付きの宿泊施設。もちろんスタッフは美女イケメン揃いだ。

 そうしたサービズを実現するために、控除率はちとお高い。ざっくり50%。でも宝くじの54%よりもマシ。さらにカジノでの儲けは完全非課税。持ってけドロボー状態だ(笑)

 どうだろう。娯楽がパチスロとカラオケしかない下層高齢者にとっては、けっこう魅力的なんじゃないか? ろくに会いにも来ない薄情な息子娘に財産を残すより、カジノで思いっきり蕩尽を楽しんで「遺産ゼロ」でこの世からおさらばするのもいいじゃん、と思う小金持ち高齢者にとっても。