三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

流通のスマート化

 大量生産、大量消費の時代は終わった。これからは、いやすでに、必要なものを必要なだけ、必要な人、必要な場所に届ける時代だ。そのための技術が発達している。昔ならリアル商店に大量の商品を運び込んで、店頭に積み上げて、売りさばき、売れ残りは廃棄された。今は「いるだけ」を自宅に配達してくれる。衣類も雑貨も食品も、まとめて動かせれば運賃もエネルギーも節約できる。ゴミも減る。今は宅配便のトラックだが、そのうちドローンになる。流通拠点からのラスト数キロをドローンが担う。各家庭にはドローン用のポートが設置され、無数のドローンが空を飛び交う。

 だがしかし、それも日本じゃ無理筋かも。既得権益を守るための規制規制規制。アメリカでも支那でもドローンが飛ぶ時代に、日本のみはトラックで荷物を運び続ける。他国はとっくに自動運転なのに、日本のみ人間が運転。その多くは高齢者。事故が多発するだろう。

 世界の未来は明るいが、日本のみが暗い。滅びの言葉「少子高齢」。ならばせめて「安楽死特区」を。各種アンケートを見れば、安楽死尊厳死の法制化を望む国民が圧倒的多数であると分かる。若い世代に資産を再分配し、楽に生きていかれるようにする。そうすればこどもは増える…かもしれない。

 と、このテーマについては、また別の機会に。