三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

どん詰まりの日本

 日本経済の将来については、この際、ちゃんと絶望しといたほうが良いように思う。少子高齢社会に経済成長はありえんでしょう。それなのに少子高齢を止める政策など、何一つしていない。せいぜい、定年を延長して「現役世代」を増やそうってだけ。そんで年金財政は多少はカイゼンするだろう。オケーオケー。で、その「老いた現役」が何かイノベーションを生み出せるんですか? 絶対無理っしょ。

 年寄りが居座る分、若い連中の居場所が無くなり、有能な順に海外へと流出していく。その若者の受け皿となる「日本以外の世界」にこそ、投資してしかるべきだろう。

 過去にこういう実例は無いのだろうか? ヨーロッパからアメリカへの移民とか、イギリス病とか。スペインの没落に学ぶ点はないのか、とか、色々考えてみたい。

 既得権益にあぐらをかく貴族やブルジョワ。貧乏人は搾取されるだけでノーフューチャー。だから、国を捨てて新大陸へ雄飛しようとした。それがかつての欧米。そこで、旧世界を根拠地としつつ、領地からの年貢を新世界に投資した貴族が「勝ち組」ってか。領民はいい迷惑ニダねー。

 それがすなわち、現在日本の「高齢者」なわけか。若者を搾取した年金で暮らしつつ、資産を海外で運用する。無駄に長生きして、死に際の何年かで健康保険を鬼使いまくる。

 とっとと死ぬよろし、とこれは他ならぬ自分自身に言ってることなんですがね。