1円たりとも無駄金を遣うな、と自分自身を律することはできるだろう。宝くじは買うな、がその筆頭。ギャンブルはするな。煙草はやめろ。酒は控えろ。それ以前にテレビを捨てろ、だ。運動習慣をつけろ。筋トレしろ。もある。健康な心身こそ最大の資産だから。若ければ特に。買春はすんな。も大きい。風俗含む。変な女と付き合うな、も当然のこと。コンビニでものを買うな、という地味なのもある。格安スマホに乗り換えろ、も（笑）
自分自身、若い頃にどんな無駄遣いをしてきたんだろう？ 実は「してない」んだな。風俗とは無縁だったし、女づきあいも無かった。ギャンブルもやってない。CRXデルソルなるアホ車を買ったくらいか。これがもしもＭＴだったら人生変わってた。おそらくは悪い方向へ（笑） 編集者時代は飲食のほぼ全てが会社持ちで、堅実で健康な食生活の真逆だったのが、最大の無駄遣いだったかもしれない。金銭感覚が狂ってたのと、健康を損なったのとのダブルパンチで。
そうなんだ。自腹を切って暮らさねば、金銭感覚も価値観も身につかない。同じ「領収書ください」でも、自営業だったならキッチリやれたし、学びの機会も多かったと思う。社畜じゃダメ。
「会社の金」なんて、仮に湯水の如く遣いまくったとしても、何一つ得るところがない。「自分の金」を自分で遣わなきゃダメなんだ。それでこそ、失敗を痛みとして、成功を喜びとして心に刻みつけることが可能となる。
ここまで書いてようやく分かった。今、小中高校生だったら、やるべきは勉強。よりましな学歴を目指す。今、大学生だったら、やるべきは就活。よりましな就職を目指す。で、今20代の社会人だったら、最低でも年40万を節約し、つみたてNISAで資産形成を目指す。自腹を切って、金銭感覚と価値観を健全に保つ。無駄金は1円たりとも遣わない。
上記をやれてりゃ、60歳になる時分には、今の自分よか数段上のスクルー爺に成り上がれていることでしょう。自分はダメ。まだまだじぇんじぇん未熟。
