車検で愛車アルトワークスを埼玉某所のディーラーまで持っていく。何でそこと付き合うことになったかと言うと、ワークスのMTモデルを試乗させてくれた縁で、そこで買ったから。
代車に用意されていたのが、同じアルトワークスのATモデル。アルトワークスなる、相当にマイナーな車種の、MTとATを比較検討するという、類まれなるチャンスに恵まれたわけさね。
感想は一言。「MT一択」。このクルマ乗りたいなんて奇特なことを思ったなら、MTを買え。それでこそ、存分に楽しめる。
ATの出来が悪いとは言わん。自分が知ってるン10年前のATに比べれば段違いの出来。超有能な「小人さん」がいて、自分の指示通りにトランスミッションを繋いで、クルマをサクサク走らせてくれている。
でも「小人さん」は確実にいるわけだ。自分が直接動かすのとは確実に違う。その違いが、ハッキリ分かって、正直気持ち悪い。
でもまあ、イマドキMT車を乗るという「奇特さ」についても考えるキッカケとなった。ATしか知らないドライバーにとっては、アルトワークスのATは「いいじゃん」だと思う。「軽」ちうことを考えれば「驚嘆」かもしれん。でも、同じクルマをMTで乗りこなしている(と思い込んでいる)自分にとっては、「確実に違う」なんだな。