東京において昨日の武漢肺炎の新規感染者が22人。8日連続で100人下回り、40人を下回るのは5日連続、とのこと。
これに対して「不安な人たち」の、もはや定番反応は「検査数が少なきゃ数字が少ないのも当たり前。だまされないぞ」というもの。まあ、ある意味「正しい」よな。検査数はともかく、感染者数は日々確実に増えているわけで、つまり、自分自身の感染可能性は依然として高い。その自分が「高齢者＋持病」なら、感染→重症化→死亡の可能性も高い。そのまま「不安継続」して、シルバー・ロックダウンへのご協力をお願いしたい。
自分が怖いのは「自粛がんばってる人たち」の反応。「がんばったかいがあった。これで終息するだろう」というもの。「ここで安心しちゃダメだろ」と訴えたい。
今日の20人は明日の200人かもしれない。そのくらいの変動は当然予想できる。明日200人、明後日も200人だったとしても、週平均で見るならば、指数関数的増加ではない。
今後も増えたり減ったりでダラダラと続くでしょう。そうやって次第次第に「収まりつつある」のだが、日々の数しか見てない人には理解できんのでしょ。だったら「不安な人たち」同様に「不安継続」でいてほしい。でないと「落差」が怖いから。
ハッキリ言おう。今月半ばの「緊急事態宣言見直し」の時点で、たまたま200人だったら、今日の22人で「安心」してた人たちはパニック起こすんじゃないか？ 「10倍だ、大変だ、見直しなんてとんでもない」と。「がんばってる人たち」も「がんばりが足りなかった」と反省する。「もっともっとがんばらなきゃ」と暴走する。そして悪夢の「東京ロックアウト」となりかねない。
つか、百合子がやらかしかねない。7月の都知事選挙対策として。「高齢者票」をゲットするのは最重点目標だろうから。
それが自分の最大の「不安」。だから再度言う。「ここで安心しちゃダメだ。ダメだ。ダメだ」と、大事なことなので3回言っとく。
