三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

マスク買い占め主犯は高齢者だった!

 ツルハドラッグが朝イチのマスク販売を止め、時間をずらすことによって、明らかになったこと。買い占め主犯は転売屋じゃなく、高齢者だった。開店前に行列して朝イチで買おうとしても買えなくなったので、一日中、マスク棚の前で待機している高齢者。その姿がSNSで拡散され、日本全国に情報共有されることになった、と。

 いや、実際の話、開店前行列なら転売屋(に雇われたバイト)もやるかもしれんが、ゲーム機やソフトならともかく、「お一人様1箱」のマスクじゃ利が薄すぎる。時間だけは売るほど持っている高齢者だからこそ、丸一日マスク棚の前で待機することも可能、と。

 以下は自分が町場で「聞き耳」したことだが、赤羽あたりの団地の高齢者コミュニティには「マスク買い占め業」を自ら引き受けている高齢者が相当数いて、役割分担して周辺のドラッグストアに開店前行列を作り、開店直後にすべて買い占めるようにしてるんだと。病院でパートやってるらしいおばちゃんが、憎々しげに語っていた。「だから同じお爺ちゃんが毎日毎日並んでいるのよねえ」

 買い占めたマスクは、コミュニティ内で有償配布する。特にぼったくったりはしていないようだ、と。

 ああそうか、と合点がいった。金じゃなくて「承認欲求」が目的なんだ。老齢年金で団地暮らしの、社会的には「無用の人」になった高齢者が、これだけは持っている「時間」を惜しみなく使ってマスクを買い占めて、知り合いに融通すれば感謝される。「〇〇さんのおかげで助かった」と言われる。それが嬉しくてやってるんだ、と。

 これはしかし、どうなんだろうねえ? 周知の通り「転売屋は死後、地獄に落ちる」と確定しているのだが、この手の高齢者はどうなのだろう?

 ああ、やっぱり「死後、地獄に落ちる」みたいだね。でも、比較的「浅い」ところらしいんで、安心してちょ。例えば、こんな地獄↓