三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

投資はあくまで生活の「外」で

 経済的自立が孤独孤高の必須条件。だったらばさ、投資はその「外」でやらにゃあかん。まずは日々の糧を得るための金があり、それ以外の金が「外」。丸々溶けたとしても無問題。

 人生には「まさか」があるし、天災やら社会的事変やらの可能性は常にある。その最悪をも「外」に置ける限り、十分だろう。むしろ、恐れるべきは、山気を出しての資産の蕩尽。それが怖くて、10年ほど相場から遠ざかっていた。昨年7月に復帰して、半年。自分自身のヤバさ未熟さは十二分に承知している。端的に単位株投資の含み損がそう。利回り重視と言い訳するが、本体が万全ならそれが一番じゃんよ。

 昨日と今日の株価下落は予想通り。さらに下がって、日経平均が2万1000円を割り込んだところで、以前に決めた「日本株買い」トリガーが発動するのだが、そこでちゃんと買えるだろうか? いや、買えてこその長期投資家である。まずは今年分のNISAをしっかり仕込もう。

「総悲観こそが買い」というのはバフェットの教え。しかし、それを実行できるのは「外」でやれてる投資家のみ。かんきーにーよ、と冷笑するから「楽観」ポジを取れる。自分の暮らしに直結する金がかかっていたら、「悲観」こそが必然だから。