三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

 珍しく世界観がある夢を見た。会社?の近くに「桃園」なる高級中華料理屋があるのだが、そこに行くには、とあるエレベータに乗って社員証?をタッチしなければならない。フリの客を排除した、すかした店。

 元上司(35年前の!)のSは嫌ってて、「あんな店に行くもんじゃない」とか言っている。自分は「行きませんよ」と言いつつ行く。

 地下にある店なのだが、えらく広い空間で何軒も建物があるうちの一軒。頭上には青空が広がっている。ここは実は戦前の満洲で、時空を超えて会社の地下と繋がっているのだ、という「設定」が脳裏をよぎる。

 そこに宴席が設けてあるのに遅れて参加する自分。会社名を言うと、最初に案内されたのは女性だけの席で、違ってた。「あ、こちらでした」と男性5人ほど(顔も名前も不明)がいる席に案内される。すでに前菜のようなものが出ていて、エビを丸ごと春巻きにして揚げた料理(適当)が出てくる。けっこう旨そうである。

 「桃園」って実際にあった店だと思う。…ググって分かった。さくら通りのビル1階にあった店だ。とうの昔に閉店してる。特筆するほど旨い店じゃなかったが、お手軽なんで自分は何度も食ってた。組合の宴会で使ったこともあったんじゃないかな。それで、活動家だったSの名前が出てきたのだろう。夢の中の店は実在の「桃園」とはじぇんじぇん違う、ニューウェーブっぽい「高級」店だったが。

 にしても、食い物屋の夢を観るなんて珍しい。つか、夢の中で飲食するなんてめったにないこと。でも、今朝の夢の中じゃ確実に食ってる。何か不思議な「春巻」を。…ヨモツヘグイ的な「やばいこと」しでかした?