引きこもる自由について考える。放っておかれる権利についても。何で今、中高年引きこもりが問題視されるかと言えば、親世代である昭和ひと桁から団塊世代の発言力の強さ故じゃないか、と邪推している。「年金」的には最も恵まれた世代。当然、現役時代の「年収」も。その「恵み」がすなわち、子女が引きこもるに足る経済的余裕であり、原資なわけだ。それが8050問題の本質。
家庭内で処理すべき問題でしょう。まずは親がキッチリ説教してやれよ。「俺が死んだ後はどうする？」と現実に直面させろ。「死ぬ」なら、それはそれでオケー。お一人様でどうぞ。「生きる」なら、そのための算段を考えなきゃいけない。遺産を食い潰すにせよ、「運用」するにせよ、嫌々ながら「働く」にせよ。
そんだけの話なんだよな。世間はあきれて知らん顔。社会も放っておく。で、国や自治体が助けてやらなきゃいけない問題じゃない。そのために税金を1円たりとも遣っちゃいけない。
