三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

一生金に困らない、人生の極意

 要は「収入以下で暮らす」。これに尽きる。「年金暮らしじゃ月に5万円足りないので、65歳から95歳までの30年で2000万必要になる」ってんなら月に5万円節約すれば済むこと。月10万の収入から5万節約するのは大変だが、金融庁のシミュレーションは「老夫婦二人で月26万の消費支出」を想定している。それを節約して21万では暮らせないってのは、正直あり得ないと思う。

 具体例を挙げれば、都会暮らしならクルマを持たない。これだけで年50万円の節約になる。交通事故の加害者となる可能性も極小化する。

 田舎なら、クルマ手放すついでに郊外の戸建ても売り払い、クルマ無しで暮らせる市内のアパートに引っ越す。こどもがいるならまだしも、独立後の老夫婦暮らしに、でかい家は不要。戸建てと集合住宅じゃ、光熱費や住居のメンテナンス費用が全然違う。それでさらに年何十万か浮く。一定条件を満たせば、公営住宅に通常より安い家賃で入ることもできる。

 また、現役時代に40年間働くとして、年50万ずつ残せば2000万貯蓄できる。「収入以下で暮らす」基本を守れば、別に難しいことじゃない。年収300万だったら250万消費で暮らせば可能。逆に年収3000万でもメイチ3000万消費で暮らせば、一文も残せない。

 要は「スタンス」の問題ということですよ。金額以前に。