三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

テレビのない幸せ、そして平和

 テレビを捨てたのはいつだっただろう? 2006年だから、もう15年近く昔だ。それ以前から、ほとんど観ちゃいなかった。キカイとしての役割は専ら、レンタルビデオの再生だったり、ビデオゲームのモニターだったり。

 きっかけは、当時小学校入りたてのこどもらがアニメにハマって、HD付きビデオで録画しまくりの、観まくりで、「勉強? 何それ美味しいの?」状態になったからだ。ちなみに当時の小学校は「ゆとり」真っ盛りで、家庭学習ゼロでも無問題だった。

 テレビを捨てて、その後、どうなったか? 良いことだらけである。こどもらは中高一貫校から大学に行った。国立であるから、富裕層ならざる親としてはホント有り難い。無用な消費欲にかられることなく、堅実に暮らしてこれた。本も読めたし、勉強もできた。鬼門だった英語を克服し、さらにスペイン語をもマスターしつつある。旅行や日常生活レベルじゃ不自由はない。

 最大の幸せ、そして平和は、今年の武漢肺炎空騒ぎ。テレビと無縁なおかげで、平穏な日々を送れた。その幸せを実感する。

 連日連夜、テレビはどれだけの放送時間を費やしたのだろう? 結果、パンピーは、どれだけの愚行に走らされてのだろう?

 パチンコ屋がやり玉に上げられたことがあった。開いてるパチンコ屋を探して遠方からクルマで訪れるパチンカーをテレビは弄り倒した。今は? パチンコ屋はごくフツーに営業しているが、誰も気にしていない。

 最多最多最多、「感染者最多」を日々報道するテレビ。月曜日にしては最多、週平均では最多、最多探しに余念がない。そうやって視聴者パンピーの危機感を煽りまくるのが、テレビのお仕事。

 本当に下らない。皆、今すぐテレビを消せ。テレビを捨てろ。テレビなんざ観てて、良いことなど何一つ無い。心底そう思う。

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