出銭の「キャスト」がパワハラ訴訟。絵に描いたような「やりがい搾取」。そこまで人生追い込まれても「働き続けたい」と言う原告の心の闇の深さ。夢の国の夢には毒性がある。人間を確実に無残に破壊する。出銭も酢束も関わり合っちゃダメ。バイトは土方一択。手っ取り早く金になるしね。
そもそも「やりがいのある仕事」が賃労働の雇用被雇用関係であり得ると思うほうがおかしい。それは「やりがいを餌に搾取される仕事」なのだ。労働を金に変えつつ、プラスアルファが得られりゃめっけもの、くらいのスタンスが正解。また「誰にもできる簡単なお仕事」に「やりがい」など絶対ない。千人に一人、万人に一人の選ばれたものだけができる仕事だからこそ、「やりがい」があるのだ。それは賃労働じゃないことは確実。
