「好きを仕事にすれば最強」と言う。確かに、仕事にするほど大好きなら、それもありだろう。でも、それが「やりがい搾取」のブラック会社でワーキングプアをマットウするしかない仕事だったとしても、それでも「あり」なのか?
「ブラック&ワープアするほど好きってわけじゃない」なら、当面は「好き」は別にして固い仕事で着実に稼ぐ。それなら最低でもマックジョブがある。節約して、稼ぎの10%を貯蓄して、それなりにまとまったら投資する。稼ぎ口を複数にして資産を形成する。それを背景にして「好き」をやればいい。アーリーリタイアが理想だが、それが無理なら給料安いが時間的束縛の緩い仕事に転職し、「好き」をやる時間を作り出す。
で、マックジョブよか多少なりとも条件の良い仕事があるとしたら、そこそこの企業であり、そこに潜り込むのに、今現在なお確実に効くのは「学歴」。
だからイマドキの文系中高生には「受験勉強をしっかりやってブランド大学出とけ」が第一のアドバイス。「東大旧帝早慶Gマーチ」のどっか。もちろんオクスブリッジでもハーヴァードでもよろしくってよ。それは多分、誰でもやれば出来ることだと思うから。理系は分からん。
それが無理なら大工でも板前でも何でもいいから、一生食いっぱぐれない「手に職」系。医者なんてのもある意味そうだよな。
で、それも無理だとすると「ケーキを切れない非行少年」状態である可能性が高いから、犯罪に走って一生を棒に振らないように気をつけること。まあ、実際は多少アレだったとしても、行政による、それなりのケアのもと、仕事して食ってくことはできるだろう。大丈夫だよ。多分な。