ネットで「ミレニアム世代はこれにもうお金をかけない、なくなっていく従来の物たち」(POSTFUN)というの見つけた。
正しくはミレニアル世代。ゼロ年代生まれじゃなく、80~00年生まれで2000年以降に成人したり社会人になった世代。日本で言えば団塊ジュニア。ジェネレーションYっていうのか。その次はZ。
やたらページをめくらせて広告収入を稼ごうとしているウザいサイトの一つだ。それはともかく、ちと興味をそそられたのでメモってみた。
要は不要なものリスト(→代替品)だ。
朝食のシリアル。
結婚。
映画館。
クルマ。
ジム。
柔軟剤。
固形石鹸。
豪華クルーズ。
ビール(→大麻)。
ケーブルTV(→ストリーミング配信)。
レストラン(→ウーバーイーツ)。
ダイヤモンド。
宝くじ。
ナプキン(→ペーパータオル)。
マクド。
デパート、専門店(→オンラインショッピング)。
スーツ。
アイロンがけ。
生命保険。
ドアベル。
牛肉。
家電話。
ブランド品洋服。
持ち家(→実家、賃貸)。
株投資。
コストコ。
コルク付きワイン(→ツイストキャップ)。
絵葉書。
ゴルフ。
煙草(→電子タバコ)。
こども。
牛乳。
ホテル(→エアBB)。
ツナ缶?(これは論旨不明。パッカンならいいのか、そもそもシーフードが嫌なのか)。
七面鳥。
スリット入りドレス、ピンヒール。
スライスチーズ。
マヨネーズ(→アボカド)。
レーズン。
ライトヨーグルト(→ギリシャヨーグルト)。
ジレット。
フットボールのTV観戦。
ブランド品バッグ。
家での料理。
ペットボトルの水。
新婚旅行。
現金(→クレカ、スマホマネー)。
カナダ旅行。
離婚。
無駄なぜーたくや見栄消費をしない、というのは分かる。親世代が「ステイタス」としていたものは積極的に拒否する。衣食住の無駄を省く。より環境保護志向で、ベジタリアンで、デジタル志向。でも「家で料理をしない」というのは??? アメリカにおいては、「家で料理を作る」というのが、贅沢な暮らしの一つなのかもしれん。ビールと煙草が、大麻と電子タバコに代わってるのもアメリカならでは。
何となく分かった。分断されたアメリカ社会の上の方なんだ。「上級国民」の子弟。都会に住み、大学出て、民主党支持。トランプさんを支持するロウアー=「下級国民」の真逆。
日本の同世代よりリッチ。無駄なぜーたくをしないのは、金がないからじゃなくて、意識高いから。だから、フェアトレードのコーヒーとかベジミートとかには余分な出費をいとわない。倫理的消費として。
成功者である親世代のライフ・スタイル…多分に成金的な…豪華クルーズ、レストラン、ホテル、七面鳥、ブランド品、ダイヤモンド、クルマ等は否定する。同時に下級のアレコレも忌避する。ビール、煙草、マクド、コカ・コーラ、コストコ、TVスポーツ観戦などなど。
両者は意外と重なってるのかも。親世代は若い頃は下級だったかもしれんし、成り上がっても 趣味は変わらんのかもしれんし。大富豪のトランプさんがハンバーガー食ってるような感じで。
上級国民の常として「さらに上」を目指してガツガツしない。持ち家は買わず、株投資もしない。
ふーん、である。