三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

性愛戦略と格差社会

「男女の性愛戦略と格差社会」について考える。

 女は全員「専業主婦」とする。格差ゼロの社会で男10人が資産10ずつを持ち、一夫一婦制なら、女10人は平等に資産10を持つ。格差社会で男一人が50、2人が10、残り7人が3の資産を持つとする。一夫一婦制なら、女もそのままの格差だが、一夫多妻制なら、女4人が男アルファ、女2人が男ベータ、残り4人がその他に嫁ぐ。アルファの女の資産は等分で12.5。ベータの女は10。その他の女は3となる。女サイドからすれば、上位6割の魅力層にいれば、悪くても資産10、良ければ資産12.5をゲットできる。

 さらに、超格差社会で男アルファが資産90と女6人を寡占し、残り9人の資産1男に4人の女が嫁ぐとすれば、魅力層は平均で資産15をゲットできる。

 女磨きのやりがいがあるのは、平等社会+一夫一婦制じゃなく、格差社会+一夫多妻制であると分かる。女限定で投票すれば、得する6人が多数決を制し、後者を選択することになろう。

 対して男にとっては格差の有無とは無関係に、一夫一婦制が望ましい。男限定で投票すれば、一夫多妻制を支持するのは、アルファとベータでせいぜい3人。

 男が金、女がエロスをそれぞれ資産とし、ゼロサムゲームで性愛戦略を展開すれば、大量の金をゲットした男を、エロスを競って籠絡する女、という構図になるだろう。その結果、成立するのが金持ち男一人と複数の女の組み合わせだとしても、貧乏男と一夫一婦になるより圧倒的にお得なら、女がそちらを選ばぬ理由がない。

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