ニューズピクスで「DX」なる言葉を初めて知る。デジタル・トランスフォーメーションですか。自分が会社人間時代に直接関わった「この手」は、営業系システムの何度かのリニューアルと、全社会議の一つを「ペーパーレス」にしたくらいのことだったが、「根本的な能率の悪さ」を痛感させられたものだった。
具体的にやったのは、従来手作業でやってたことをデジタルに置き換えて、その際に「自分の手間」が極力省けるようにしたこと。実働時間が半減したのでその意味では大成功だった。「自分として」はね（笑）
問題はもっと根本的なところにあり、要するに「こんな仕事必要なのか？」ということ。予算作成資料とか、ホント下らなかった。分かりゃしないことを「予想」して、当たるも八卦レベルの「予想」をもっともらしい数字の積み重ねで裏打ちするという、ホント不毛な作業だった。
でもまあ、大概の会社はそういう「アホくさいこと」が、仕事の大きな部分を占めていて、それが露呈したのが今回の武漢肺炎空騒ぎなのであれば、もって瞑すべしという奴かも（笑） 会議の数が圧倒的に減っただろうし、その分効率化が格段に進んだのではないかと想像する。
あと、通勤時間がゼロになったのは慶賀慶賀。自転車通勤の自分にとっては、ありがたいトレーニング時間だったが、他の大半にとっては人生の貴重な時間の無駄遣いだったから。
