三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

答え合わせが必要

 3月22日に名古屋で「ホリエモン祭り」が行われた。開催規模は80人。同日、さいたま市総合格闘技K-1ワールドグランプリ」に6500人が入場した。どちらも自粛要請を拒絶する形での開催で、特に後者はマスコミにおいて相当の批判を受けた。

 昨日4月7日で、それから16日が経過した。武漢肺炎の潜伏期間と言われる2週間を経て、さて、どうなっただろう? イヴェント参加者を核とした「クラスタ」は発生していない。まして「感染爆発」など起きていない。

 3月20日から22日の三連休は、花見等でけっこうな人出があり「不要不急の外出自粛」に対する気の緩みが指摘された。それから2週間以上経ったが、「感染爆発」は発生したか? しとらんよね。

 以上が答え合わせ。次に予想。

 今日付で「緊急事態宣言」が発令され、一都府五県の住民に対して、今まで以上の行動規制がかけられることになった。それでどうなる? 感染者数は増え続ける、というのが自分の予想。「感染爆発」に近いものも発生する可能性もあるが、おそらくは今と変わらないか、今よりもちょっと高いペースで感染者が発生し続け、当分の間、減ることはないだろう、と。武漢肺炎の本質は「コロナウイルスによる風邪」であり、「風邪」の流行は、そういうものだと経験的に分かってる。現に諸外国じゃそうなってる。

 感染防止対策としては、個々人の行動が最重要。外出したら手を洗う。無用の外出をしない。人混みを避ける。ちゃんと食ってしっかり寝て、運動習慣を欠かさない。要は、「風邪予防」と一緒。

「緊急事態宣言」をもたらしたのは、「不安に怯える高齢者」である。現在日本で最も大きな発言力を持つ人々。その高齢者が「できることは何でもしろ」と要求した結果の「宣言」だ。でも、感染者は増え続ける。テレビをはじめとしたマスコミは日々「感染者の増加」を報じるから、高齢者の不安はおさまるどころか、さらに増大する。そして、さらに強い対策を要求する。すなわち「東京ロックダウン」。これもまた「あり得る事態」と予想しておこう。