三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

武漢肺炎

 パンピーは指数関数なんて分かんないし、グラフなんて読めない。単に数字が増えてるか、減ってるかしか認識できない。だから、例えば「東京都の1日あたりの新たな感染者は増加する一方で、ついに100人を越した」との報道で「大変だー」とパニックを起こしかねない。「このままでは日本は滅亡するかもしれない」てな極論にまで突っ走る。

 感染者数の増加をグラフで見て、他国の状況と比較するとか、国によって異なる検査方法による感染者数じゃなく、全世界共通の指標である「死亡者数」の推移を見るとかすれば、日本の現状は「収まっている」としか言いようがない。

 テレビを主体とするマスコミが、何でそう言わないか? 考えられる理由は3つ。

1.パンピーの不安を煽ることにより、視聴率を稼ぐため。

2.パンピーの不安を煽ることにより、現政権の支持率を低下させようという、野党勢力に協力するため(アベガー連帯)。

3.パンピー同様に数字やグラフが理解できず、「増える感染者数」にひたすら恐怖しているから。

 自分は1か2だと思っていたが、実は3なのかもしれない。いや、3のふりをする、というか、現に3になっている同業者に同調するのが、結果的に1と2の目的達成に有効なのだろう。

 で、後になって言い訳するわけだ。

「自分は実情を理解していたが、それを言える空気ではなかった」と。いや、もちっと巧妙か。

「安心したパンピーが自粛体制を緩めた結果、感染が広がる事態を懸念し、実情を理解しつつも、あえてそれを報じず、結果としてパンピーの不安を煽る方向での報道を行ってしまった」か。その結果として(笑)、風評被害やら、経済的損失やら、どんだけ発生したとしても、自分らの責任ではない、と言うのだろう。