三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

「不要不急」の具体例

 3月28日付産経新聞朝刊によれば、該当するのは、

△用事もないのに出歩くこと
△換気の悪い密閉空間
△多数が集まる密集場所
△間近での密接した会話
△ライブハウスやスポーツジムの施設利用
△少人数でも飲食を伴う集まりへの参加

 で、該当しないのは、

医療機関への通院
○医薬品や食品、日用品購入目的でのスーパーや薬局の買い物
○仕事目的で公共交通機関を利用
○健康目的で個人が自宅周辺で散歩やランニングすること

 だってさ。「バナナはおやつに入りますか?」を思い出した。

「該当例」に若者の行動が多く、「非該当」に高齢者の行動が多いように見えるのは、偏見でしょうか?
「飲み会」「ライブハウス」「公園でたむろってのだべり」とか、若い連中ならではの行動パターンだ。女子なら「友達とショッピング」なんてのもあるだろう。当然「間近での密接した会話」付きで。そういうのは全部禁止。

 で、高齢者が「通院」したり、「トイレ紙行列」したり、「散歩」したりするのはオケーオケーというわけだ。病院なんざ病原体の巣窟だろうし、寒い朝から外で並んだり、せっせこ歩いたりするのは、呼吸器系に多大な負担がかかるんじゃないかと思うのだが、止められないんだろうねえ。

「病院行かなきゃ死んじゃうよ」「トイレ紙無くちゃ暮らせないよ」「散歩しなきゃ足腰が弱って寝たきりになっちゃうよ」と、拳を握りしめて抗議する爺婆の姿が目に浮かぶ。