三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

この国を支配する者

 武漢肺炎空騒ぎが、さらに過熱してる。視聴率商売のテレビが各局競争して危機感を煽り立てる。恐怖に支配された情弱高齢者が「何とかしてくれ!」と金切り声を上げる。その「声」に応えて、政府や自治体首長は「対策」を連発する。飲食店の営業時間短縮、休業要請。酒類の販売停止。公共施設の閉鎖。大規模商業施設の休業。その他あれこれ。エビデンスなんざ不要。政治力を持たずに、言うことをきくしかない相手にのみ、とことん要求する。

 一番有効なのは「シルバー・ロックダウン」。高齢者の外出を原則禁止として、飲食店はじめ、あらゆる施設で入場時に年齢確認を徹底して、高齢者を入場させない。そんだけで死者・重症者数は激減する。誰もが分かっていること。でも、誰も言えない。

 …てなことはもう1年以上前から書いている。「みんなでがんばれば、すぐに克服できます」なんて大嘘。「すぐに」は不可能だし、「がんばり」はそう長くは続けられない。疲弊したところで「悪者探し」が始まる。つまりは魔女狩り。「夜のお店が悪い」「パチンコ屋が悪い」「ホストクラブが悪い」「ゴートゥーで旅行する連中が悪い」「飲食店が悪い」「屋外で飲酒する若者が悪い」←今ここ。

 その間中、高齢者は「やりたい放題」だった。連日早朝からドラッグストアに並んでトイレ紙や消毒液やマスクを買い占めたり、病院通いやらフレイル防止の「お散歩」やらと毎日外出しまくったり。誰にも止められやしない。さらに年金は1円も減ってないのに「十万円」をまんまとゲットしたわけで、「コロナ太り」と言われても反論できまい。

 この国を支配しているのが誰なのか、今こそ明白な時は無かろう。