三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

武漢肺炎

 日本において1年間で亡くなる人の数は137万人。病気も事故も自殺も「天寿」も全部合わせての数字だ。

 仮に武漢肺炎がアウトブレイクしたとしても、この数自体は変わらないと思う。倍増するなんてことは考えにくい。同じパンデミックでも、若い連中がバタバタと死んでいった「スペイン風邪」(日本での死者39万人)とはまったく違う。

 でだ。マスク着用と手洗い励行のお陰で、インフル患者は激減したという。通年並みの流行だったら、相当数の高齢者が死んでるはずだ。それと武漢肺炎の死者(日本では3月25日時点で45人)をガッチャンしたら、死者数が大きく減少してるんじゃなかろうか。

 4桁の死者を出しているイタリア、スペインでも、事態の本質は変わらない。

 そんなこんなも全部含めて「空騒ぎ」と考えているし、そう言い続けてる。その「空騒ぎ」のおかげで世界経済が大変なことになっている、としても、しょせんは「空騒ぎ」。収まり始めりゃ、あっという間に収まって、「なんであんなに騒いだんかね?」と笑い話になるだろう、と高をくくってる。

 要は「空騒ぎでも経済は崩壊する」ということ。根拠レスの「トイレ紙無くなる」噂によって、実際にトイレ紙が店頭から消えうせてしまうように。「経済が大変なことになる」と脅かされれば、現実に世界同時株安となり、巨額の「富」が消失する。「そんなん本物の富じゃなかった」というのは違う。「富」とはそういうものだ。少なくとも資本主義の世界においては。

 いやしかし、学ぶこと多しであるねえ。