三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

武漢肺炎

 武漢肺炎は、ホントもうどうでもいい。そのどうでもいい「新種の風邪」がパンデミックしたことによって、リーマン・ショック並み(と誰かが言っている)経済危機があるかもしれない、という方が重要。世界経済ってのは、それほど脆弱なものなのかどうかの検証になる。本質は「風評被害」でも、それがとてつもないスケールだと、現実に経済を破壊する。「トイレ紙無くなる」という根拠レスの噂が、現実にトイレ紙を店頭から消滅させるように。

 も一つエウレカ。現在日本は「死」をタブーとし、隠蔽した結果、「死亡報道」が異様なインパクトを発揮する。とことんレバレッジをかけた効果を発揮してしまう。武漢肺炎の死者は、3月15日19時時点で24人(感染者781人)。少子高齢で減りつつあるとは言え、人口1億2000万人の現在日本。1年に130万人以上が死んでいる。そのうちの24人だ。

「正しく怖がる」てな言葉がバズってるが、それで言えば、武漢肺炎を正しく怖がるべきは「80代以上持病持ち」で、その彼らは武漢肺炎に限らず、インフルその他のあらゆる疾病を怖がるべき。「無菌室に隔離されている」のが理想状態なのだが、そんなん嫌じゃ、と思うのがフツーだろう。だったら、インフル予防接種を受け、手洗い励行して、風邪が流行る冬季には、人混みに近づかない用心をする。それが良策。

 それ以外の、現在日本国民の大多数は、フツーに暮らしていれば、武漢肺炎を恐れる必要は無い。感染しても過半数は発症しないし、発症しても「フツーの風邪」レベルで、安静にしてれば数日で治って終わる。

 なのに、日々、感染者、死者をマスコミが報道することにより、パンピーは恐怖し、不安にかられる。「何か自分にできること」を模索した挙げ句、トイレ紙を買い漁る。転売屋(「死後、地獄に落ちる」のが確定した連中)から、高額でマスクを購入する。