三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

香港を憂う

 ここ十何年かの経済発展がいちじるしいとは言え、支那にとって香港が「ドル箱」であるという事態は変わっていないと思う。それを危うくするというのは、最悪の愚策。

 自分が習近平だったら、エゲレスのジョンソン首相と談合して、香港パスポート所持者にエゲレスの2級市民権を付加するよう誘導する。あくまで「2級」。その代わりに、香港を深センと合併させて、「一国二制度」から「経済特区」に格下げする。香港人にとっても、北京の胸先三寸でどうにでもなる「一国二制度」よか、「特区」での「エゲレス2級市民」の方がメリットある。

 で、これが肝心なのだが、エゲレスを香港の「当事者」として、絶対に逃がさないこと。エゲレスのEU脱退を奇貨として、支那経済圏に取り込む。香港人はそのための「人質」、いや「人材」?…同じ意味どすえ(笑)

 そもそも1997年の「香港返還」が、支那にとっての悪手だったと思ってる。しょせんは「借地権」なんだから、延長して今まで通りの商売を続けさせたほうがメリットでかかった。それができなかったのが支那特有の「面子」ゆえ。