三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

夕暮れ自転車

 この一週間ほどハマっているのが、夕暮れの自転車散歩。日が傾いた16時頃、愛車ゾーン・ストリートで出立して、自宅から2kmちょいの荒川へ。河川敷のサイクリングロードを走る。上流、下流、右岸、左岸と、その日の気が向くままに。走行距離は20kmくらい。

 GWから梅雨入り前の間の東京は、上天気で湿度が低く、絶好の自転車日和である。路傍の花を愛でながら走る。ノイバラ、ツツジシロツメクサオオキンケイギク。あざやかな黄色の花を咲かせるオオキンケイギクは「特定外来生物」として駆除対象なんだそうだ。先日初めて知った。

 荒川の堤の上から見晴らす夕焼け空がすばらしい。右岸なら、赤羽や志茂の住宅地とその上を通る新幹線の高架。左岸なら、川口の町工場…「キューポラのある町」の時代はとうの昔だが、町工場はまだまだ健在だ。

 自転車に乗り始めた頃、もっぱら走っていたのが荒川だった。日の出前後の早朝に出立して、1時間ちょっとで30kmほど走り、シャワーを浴びてから出勤していた。リタイア後の現在は、日没前後にゆるゆると、というわけだ。久しぶりに走ると、新しいルートや意外な抜け道が見つかっておもしろい。

 最後は赤羽へ。晩飯の材料を仕入れる。鮮魚売り場のチェックが楽しみである。