三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

ポジション

週末に嫁さんと二人、輪行京都旅を目論む。その準備として、久しぶりに折りたたみ自転車を2台拡げて整備し、荒川CRを走ってくる。自分はヘリオスP8、嫁bd−1カプレオ。こどもらもそれぞれの自転車で。
ヘリオスが乗り辛くなっているのを発見して、呆然とする。小径車ゆえの不安定さは織り込み済み。フレームの剛性感が今ひとつだが、荒川程度じゃ無問題。そんなことより何よりも「ベストの乗車ポジションが取れない」ということが、こんなに辛いとは。
ゾーンたん乗って1年半で1万km。自転車を自分の身体に合わせていったつもりなのだが、同時に身体も自転車に合わせて改造されてしまったらしい。
そのヘリオスは、ママチャリもどきから乗り換えた時は、飛躍的に乗りやすいと感じた。軽さと駆動系の精度の高さに驚かされたんだな。それまでいかにダメな自転車に乗っていたか、よく分かる。
現在は、車体重量は、輪行時以外には本質的な問題では無いように感じている。それよりも自転車が身体に合ってるかどうか。「靴」に例えれば分かりやすいだろう。より軽いシューズは軽快に走れるが、サイズが違っていたら、走ること自体が苦痛に変わる。
この先の自転車人生の行きつく先の一つがロードレーサーであるのは確実だが、いきなりオーダーメイドに走ったりしそうで怖い。何が怖い? もちろん嫁さんが(笑)
「ポジション」といえば、自転車は自分の人生における「守備位置」を確実に変えてしまった。休日の最大目的が「自転車に乗ること」になるとは思わなかった。もちろん週日にも通勤含めて可能な限り乗っているし。

本質的にインドア志向で珈琲や酒を飲みながら本を読むのが最上の楽しみだった自分が、46歳過ぎてフィジカルな趣味にハマるとは思いもよらなかった。それも肉体改造に至るまで(笑) 体重も体脂肪率も減った。筋肉も「割れる」ようになった。そのうち「脱ぎ芸」に走りそうで怖い。嫁さんには内緒だが。