三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

軽井沢自転車

三連休の前半に妻子に連れられ軽井沢1泊旅行。折り畳み自転車2台、ヘリオスP8とBD−1カプレオ改を車に積んで行く。軽井沢駅前のレンタル自転車屋で借りたマウンテンバイク(もどき)とあわせて、軽井沢ポタリング。暑かったし、時折雨も降ったが、適当なアップダウンを走り回って楽しかった。いつもの「荒川」じゃこうはいかない。
一つだけ「あらら?」と感じたことがあったので書き記しておく。軽井沢の国道18号には歩道と車道の間に自転車道が設置してある。本来車道だった2車線のうち、歩道寄りの1車線の、車道寄りの半分を緑地帯として車と完全に分離し、残り半分を自転車専用道にしている。これは、自転車乗りにとっては理想的な構成。自転車ツーキニスト疋田智氏が行政に働きかけ、東京でも実現しようとしているのがコレだろう。三鷹はもちろん大賛成である。
ところが軽井沢では、その半車線分の自転車道に敷かれていたアスファルトを剥がし、コンクリート製の敷石を並べた敷石舗装に換装する工事が現在進行中なのだ。
何やってんだ馬鹿。今すぐやめろよ。人間が二足歩行で歩く歩道なら、アスファルトより敷石のほうが良いかもしれない。多少のデコボコは気にならないし、雨水がそのまま地面に滲み通ってエコロジー的にも良さそうだし。でも、自転車道は違うだろ。車輪が快適に走れる平坦なアスファルトを剥がして、デコボコの敷石舗装に換える意味がどこにある? エコロジーなんたらを言うなら、車道も敷石に変えろよ。ヨーロッパの諸都市の「旧市街」のように。それをやらずに、自転車道だけ敷石に換えるというのは、どういう了見だ?
具体的なコストは知らんが、アスファルト舗装が敷石舗装よりも安価なのは確実だろう。わざわざ余計な金をかけて、せっかくの自転車専用道を、自転車にとって走り辛い路面に改造している。それが現在、軽井沢で進行している事態。