三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

巨大安ステーキ

巨大安ステーキ

オージー牛のランプ肉。要するに尻の肉だ。100g125円という安さ。これで774gなのだが、1000円でお釣りがくる。当然固い。霜降り和牛の対極にある。スジも多い。焼く前に包丁目を入れるのだが、それでも歯に引っかかる。
でも三鷹は「牛肉」というと、これが食いたくなる。サーロインは柔らか過ぎ。霜降りは論外。和牛焼肉にもそそられないなあ。なぜだろう? 園山俊二の「ギャートルズ」でおなじみの「原始肉」のイメージがどっかにある。肉を食うなら歯ごたえのあるぶ厚いモンに噛み付きたい、てな。調理法は以下の通り。
調理道具:フライパン
肉のほかに用意する食材:油少々(サラダ油でもオリーブ油でもよし)、バター一欠け、赤ワイン、醤油、塩、荒引き胡椒。
肉には塩胡椒をしておく。フライパンを十分に熱し、油をなじませる。肉を投入して焼く。裏表ミディアムレアぐらい。赤ワインカップ四分の一に醤油少々を混ぜたものを投入。フライパンに火を入れてアルコールを飛ばす。肉を皿に取り出し、残った汁にバターを投入。煮詰めて焦がしバター風味が出たところで、肉にかける。
以上。調理時間5分程度。とっても簡単。
もちろん、三鷹一人じゃ食いきれない。ナイフとフォークでスジを除き、細切りにして、嫁さんこどもに配給する。炊き立てご飯に乗っけてステーキ丼。旨いぞ。