三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

ますます自転車日記

霞舫の木須肉定食750円

週末は新自転車ヘリオスを快適に乗り回す。
10時過ぎに家を出る。赤羽岩淵経由で荒川へ。右岸下流ルート。サイクルコンピュータの調子が悪く、しばしば速度が表示されない。街中で電波が干渉されているのかとも思ったが、どうもセンサーと磁石の距離の問題だったようだ。センサーの位置を調整して、なんとか回復。荒川ロードの「河口までnkm」標識を使ってサイコンにセットされたホイールサイズを検証。1回目、ショップで登録した周径1495mmでマイナス60m/1km 2回目、1498mmに変えてマイナス20m 3回目、1499mmでマイナス20m 4回目、1500mmにしてほぼフィックス。1495mmでもそう違うわけじゃない。こゆことをちまちまやってると中学生に戻ったみたい(笑)
ヘリオスon荒川は快調。楽に30km/h出て、思いっきり踏めば40にも達しそう。後で理由が分かった。強い追い風だったからだ。まさに風に乗ってすっとんでいたわけさね。千住大橋から昭和通りへ入り、上野に行くつもりだったのだが、四つ木橋の先まで行ってしまう。一般道に戻って、明治通りから浅草へ。基本は車道走行。慣れるとこっちのほうが安全で快適だ。浅草寺にお参りして「霞舫(かほう)」なる小さな中華飯屋で木須肉定食。行き当たりばったりに入ったのだが当たり。旨かった。大盛ライスのほかギョーザ2個、ミニ冷奴、ザーサイ、スープがついて750円。安し。ここまでで走行距離は17.36km 実走行時間は1時間01分30秒。(サイコンが効かなかった数kmは別)
浅草→上野はほぼ一本道。ショップで、ペダルの不調についてのクレーム。「ああ、スプリングがおかしいですね」と、左ペダルを丸ごと新品に換えてくれた。これこそリアルショップの有難さ。予備のチューブ、パンク修理キット、2m長のワイヤー錠と買う。2000円ちょい。
そっから帰路へ。妻恋坂から本郷通り中山道てなルートで帰る。基本車道。西巣鴨から先は歩道。旧道に入り、仲宿の喫茶店で休憩。カウンターに座って、エナジー補給にアップルパイ食いつつ珈琲を飲んでいると、マスターとおぼしき50代のおっさんが声をかけてくる。「自転車お乗りなんですか?」。聞けば、「普段はマウンテンバイク、休日はロードレーサー」なんだそうだ。15年で3台バイクを盗まれたとのこと。「いろいろ手を入れて、一番気に入ったところで盗まれるんだよねえ」と。サドルと金具で装着する靴についてのウンチクも聞く。嫁さんが聞いたらあきれるだろう、趣味親父ワールドに一気に突入。
さらに走りたくなり、再び荒川を目指す。王子駅を経て、日販王子の前を通って荒川へ。ところが、上流からの強い向かい風に往生する。ギアを下げて死ぬほど踏んでも時速14km/hほど。坂道を走るのと変わらない。教訓:軽い自転車は風に弱い。
なんとか自宅に帰り着いて15時半。総走行距離42.65km 走行時間2時間43分41秒 平均速15.63km/h。実際はそれプラス4kmぐらいか。
夕食後、ネットで旅先のサイクリングルートを物色。やっぱ「しまなみ海道」が魅力的だ。
思い返すに、ママチャリのサドルを上げた瞬間、自分にとっての「自転車道」が開いた。単に長距離を楽に漕げるようになっただけじゃない。疲れ方が違う。ママチャリポジションの頃は、太腿から下が疲れて筋肉痛が残った。乳酸溜まる感じ? 今は、全身が疲れる。ヘリオス以降は特にそう。水泳の疲れに近い。これって理想? これだったら、近い将来1日100キロこなせるかも。