三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

メディアリテラシー追記

ドトールの珈琲は旨いぞ

インターネット時代以前のマスコミ報道が歪んでいたのは、第一にマスコミそれ自体がイデオロギーや利害関係や学生時代の人間関係やらで歪んでいたからに他ならない。そうした「歪み」の存在がパンピーの常識になったのは、ネットのおかげだ。例えば「朝日新聞にとって中国批判はタブーだ」とか「読売新聞にとって巨人軍&ナベツネ(以下同)」とか。分かってしまえば簡単だ。「朝日の中国報道」「読売のナベツネ報道」はマユツバで読むだけのこと。
マスコミが優先的にアクセス可能な一次情報がパンピーには伝わらず、マスコミが歪めた二次情報のみが流通するところに「マスコミ権力論」が成立した。ごくごく単純な事実報道さえも歪曲はいくらでも可能だ。ピッキング犯の大半が**人であるという事実をごまかすために、例外的な※※人犯をこそ大きく報道するとか(**※※には「日本」その他の適当な国名を代入してほしい)、政治家の発言のごく一部を切り取って、煽り立てるとか(慎太郎三国人発言など)。
ネット全盛の現在においてマスコミによる歪曲は難しくなっている。公機関による統計資料がどんどん公開されているし、歪曲報道を恐れる政治家は「発言のすべて」をネットにアップする。時には音声データで。
これは、例えば犯罪事件に関わることになったパンピー(被害者でも、あるいは加害者でも)が簡単に出来る、歪曲報道対策。取材を受けた際には、やりとりを丸ごと録音しとく。可能ならビデオカメラで取材光景を録画しとく。特に記者を念入りに撮っておくといい。歪曲報道される可能性は格段に減る(笑)