三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

不思議のマスクマン

 アメリカじゃマスク無しで店に入ろうとした客に注意した警備員が、射殺される事件が起きた。日本が銃社会じゃなくて良かった、と改めて思う。武漢肺炎の死者数の、軽く倍以上が「自粛自警団」に射殺されているだろうから。

 そのマスクだが、一人でクルマを運転している人(多くは高齢者)がマスクをしているのは、一体何から何を防護しようとしているのだろうか。不思議でしょうがない。ふと思ったのだが、こういう人たちは、一人で家にいる時もマスクをしているのでは無かろうか。寝てる時ですら。

 昭和時代のプロレスを思い出した。かの時代の「覆面レスラー」は、キャラクターを立てるため、「リング以外でも絶対にマスクを脱がない」と公言していた。「マスクを剥がされた時、自分のレスラー生命は終わる」とも。

 だとしたら、現在日本のマスクマンが、毎朝ドラッグストアに行列して、年金遣ってマスクを買い占めたのにも、切実な理由があったのだろう。アベノマスク配布をキッカケに、マスク相場が暴落して慶賀至極であると、あらためて申し述べておきたい。