三鷹食堂日記帖

飯食い酒飲み自転車をこぐおやぢの日常。MT車大好き。

世界同時株安

 いやしかし、あほらしい「世界同時株安」である。要は「新しいタイプの風邪が流行しつつある」というだけ。どんな風邪かと言うと、支那武漢で始まって、発覚して1か月ちょいで、支那の感染者7万8497人で死者2744人。死亡率3.5%。日本での感染者214人で死者4人。死亡率1.9%。日本の死者は全員80代高齢者。

 日本の感染者数が少ないのは、感染しても自覚症状が無く、検査しない人間が少なからずいるからだ、とも言われる。だとしたら、死亡率はさらに下がる。そもそも感染しても自覚症状がない、すなわち発病しないってのは、大した病気じゃないんじゃないの、とも言える。年寄りにとっては恐ろしい病気かもしれない。でも、年寄りにとっちゃ、インフルエンザはもちろん「ただの風邪」だって、肺炎起こして死ぬ可能性のある、恐ろしい病気なんだぜ。

 じゃあ、どうすりゃいいかって言えば、インフルエンザ防衛と一緒。外出して家に戻ったら、石鹸で手洗いとうがいをする。もしも発症したら、仕事も学校も休んで、家から出ない。それで春まで乗り切れば、流行は収まる。また、その間に薬やワクチンが開発される。死者はさらに増えるかもしれないが、最悪4桁。おそらくは3桁以内に収まるだろう。「千人も死ぬんかい!」と驚く前に、インフルエンザによる死者が毎年3千人以上いることを思い出そう。

 でだ。インフルで3千人死んでもニュースにはならないし、経済にも影響しない。何で武漢肺炎に限って、その3分の1以下の「可能性」が経済に多大な悪影響を及ぼす(と推定される)のか?

 そこまで考えれば、「世界同時株安」のあほらしさが分かるだろう。要は「風評」でしかない。株価の下落局面で儲けようとする「汚れた魂」の売り豚、さらに「死後、地獄に堕ちる、確定」の糞ヘッジファンドが、風評を悪用して「今がチャンス」と売りまくっているのだろう、と市場参加者が了解すれば、そこで状況は終了する。